新聞ネタが続きますが 昨日の高新朝刊に 粉末にしたコオロギ100匹分を
練りこんだ『コオロギうどん』なるカップ麺を開発したという 関幸祐氏の
話が載りました。
コオロギは栄養価が高いそうで 一度は興味本位で買うが リピーターが少ない
ことが悩みらしく「抵抗があるのは最初の一口だけ 気軽に昆虫の味を楽しんで」
と言われてもねぇ ・・。
量産するにはおびただしいコオロギが要るでしょうから 野山で捕まえる量では
足りないはず。飼っているでしょうか? それについては書かれてないです
この記事を読んだ夫が言うには むかしは椎の木を薪にしてお風呂を焚いていた。
椎にはカミキリムシがたくさんおり 風呂を焚きながら 薪から出たカミキリの
幼虫を3匹ずつ串刺しにし火であぶって食べた。皮はぱりぱり中身はクリーミーで
ものすごく旨かった と言います。
(カミキリムシと幼虫の画をお借りします)
こういう風に串刺しにして お風呂を焚く火であぶって食べたらしい。今は風呂も
煮炊きにも薪を使わないため 雑木を切らなくなり カミキリを見ることもない。
カミキリムシは果樹を枯らす害虫のため 幼虫を退治するが一番の駆除ですが
人間が食べますか? 聞けば大人も子どもも 集落の皆が食べていたそうです。
そしてあしなが蜂の巣から 芋虫状の幼虫を取り 生でそのまま食べたそうで
これがまた 甘くて旨かったなぁ と遠くを見る目がうるうるしています。
聞いているうちに アフリカやアマゾン奥地の 腰ミノだけをつけ踊っている
原住民のすがたが浮かびました。
どれも旨かったと夫はなつかしがりますが 山の中で育った私はそんな経験が
なく 両親や友からも カミキリの幼虫やハチの子を食べた話は聞きません。
やはり コオロギうどんを買うのは やめておきましょう。