大昔のセピア色の記憶をたどれば 夏休みに川へ泳ぎに行く道に
いたぶの木があり 黒く熟した実を食べる楽しみがありました。
県内どこでも『いたぶ』で通じますが 正式名称は 『イヌビワ』 です。
黒く熟した実はイチジクと同じく先が割れ 噛んでじゃりじゃり甘く
黒いいたぶは 当時の子どもたちと野鳥が 競って食べました。
早朝に出かけ いたぶの実をちぎって 陽が昇るまえにもどりました。
うまく撮れず ↑は7年前の写真です。
いたぶの実はイチジク同様 熟すと先が割れ甘い液が出ます。
大きく見えますが直径1.5㎝ほどです。↓7年前の写真を1枚追加しました。
ジャム用に出ていたイチジクを買い いたぶと合わせたら1,300㌘
ありましたので 30%のグラニュー糖で炊きました。
いたぶジャムは風味があり cookpadからパウンドケーキも焼きました。
今年はこれでお終いです。あとは野鳥のごちそうになります。こちらでも
若い人はいたぶを知らないでしょう。
五輪を観ているとTV画面の左上に 県内各地の午後2時の気温が
表示されますが どこも35℃を超えています。