背中がかゆい をイラレな土佐人は 背中がかい と言います。
お風呂上りや 体が温もったとき 足や背中がかい かゆうてたまらん
となります。
ここ数日 南国土佐も寒い日続きで乾燥注意報が出ており 空気が乾燥すると
より一層かゆくなるのは 老化現象の一つでしょうかね。
お風呂上りに 足や背中に ↓ボディローションを塗って がりがりと 爪や孫の
手で引っかいていると 増々かゆくなって 血がにじむまでかいたりします。
ところが背中に 歳と共に手が回らなくなって 一番のかいところに薬が塗れませず
そのときはニベアクリームを ↓孫の手の背に塗って 届かない患部へ塗ります。
液体状のボディローションでは 孫の手に乗りませんので クリーム状のものになります。
かつて母や祖母は 冬になり 背中がかゆくなると 背中を血が這う という
なんとも おどろおどろしい表現をしていました。
今 自分がその歳になると この表現はまさに言い得て妙で 乾燥とともに
背中がぱしぱしと乾き そうなると うごめく虫が背中を這うのです。
年齢を重ねるごとに 体から潤いが抜け干物になっていき 干物がまだ進むと
最後は私しゃミイラかねと 背中を血が這う女は そう思うのです。