くりまんじゅうの日記

世間より少し いやだいぶん遅れている
老シーラカンスです。

半世紀前の高知市。

2015-03-31 | 食物関係

blogへ載せる カットソー作品のモデルから モデル料がだいぶん溜まっている
年度末だし そろそろ清算をと請求され 4人で高知駅近くの焼肉屋へいきました。

ここの店は以前 高知駅周辺の昔の写真が掛かっていましたが またもや おっ!
と立ち止まる写真に出会いました。

昭和38年に高知新聞社が撮ったもので 高知城上空から 東を一望した白黒写真は
鏡川や五台山など 半世紀前の高知市が 懐かしくよみがえります。



小さいながらも立派な高知城の全貌が見え お城の下には 半世紀前の高知県庁や
裁判所があり 電車通りが見えます。

ゆったり流れる鏡川 川べりには民家が密集し 鏡川が海へ注ぐ位置には五台山があります。
昔から小学校の遠足は 判で押したように 五台山か桂浜でした。

半世紀が過ぎた今 当時と変わりないのは 高知城と鏡川 それと五台山ぐらいでしょうか 
今現在この角度から撮れば 川べりにはマンションが建ち並び 街中のあちこちに見えるは
コンビニの看板 という景色になります。



焼き肉は毎度同じ注文で 老夫婦の好物 赤ホルモンは必ずの注文ですが なぜか
若夫婦は食べません。

白いのに なぜ赤ホルモンの名前なのか 白ホルモンと呼んだら なんぞ不都合でも
あるのかと お運びの兄ちゃんがイケメンなら おばちゃんは聞かずにおれんのです。

「今度いらっしゃるまでに 調べておきます」

「はい 近いうちにまた来ます 」とモデルです。

いいえ しばらくは よう来ませんよ。

 

コメント (37)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

足りない生地。

2015-03-29 | 縫物

ネットで生地を買いますが これが欲しいと思っても そんなときに限って店に
残量が1mしかなかったりで これではとても足りず 今までは諦めておりました。

W巾で1mでは 小柄な人はチュニックが縫えても 大デブの私の体を包むのは
どだいムリな話でして 足りない分は 別布を足して縫ってみました。



でかいスマホが入るように 以前よりポケットを深くし入れたところ 重量で垂れ下がり
こりゃいかんねですが カバーをいただいたので スマホ用ポケットは もう要りません。

そして次は 自分が選んで買う場合には 決して選ばないだろう という柄をいただき
少し足りない丈は 肩に黒の別生地を足し ジャンパースカートを縫いました。



生地は何年も前に買ったそうで タンスの肥やしの間に虫が喰い ところどころに
小さい穴が開いておりまして 捨てると聞き もったいないと もらいました。

目の詰んだ上質のウールニットで 横に連なる虫喰い穴は切り落とし 小さい穴は
手でまつって ポケット部分のボツボツ穴には 接着芯を貼りました。 

これを着て元の持ち主に見せると  生地が陽の目を見た と喜んでくれました。

ネット購入はどうしても 好きな色 好みの柄に片寄るため 毎度ワンパターンに
なりますが 思わぬ派手な色を着たら なんか気分が高揚して これは新発見です。

この生地を見て 即 浮かんだのは 岡本太郎氏の大阪万博 太陽の塔でした。
  

 

  

コメント (40)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お豆腐。

2015-03-27 | 食物関係

スーパーで買い物をして 買い忘れて帰ることが歳と共に増えましたが お豆腐だけは
忘れずに買います。

毎度木綿豆腐一丁を忘れず買いますが 地元の豆腐屋さんが何社か出しており ここの
ファンという そんなこだわりもなく 一丁100円前後のものです。

そうそう  豊ノ島関のご実家も 県西部で 豆腐屋さんをされています。

木綿豆腐が いつからか柔らかくなり これはどうしたことかと 別の店のものを買っても
同じく柔らかくなって これではまるで 絹ごし豆腐です。



右は今回柔らかくなった木綿豆腐 左は木綿より固い田舎豆腐で 昔の農家は自家製の
大豆で豆腐を作り こんにゃく芋を育てて 玉こんにゃくも作りました。

子どもの頃の記憶では 自家製豆腐はとても固くて
「 うちの豆腐は 縄で十文字にゆわえても  くじゅうても 絶対に こわれん 」 

くじゅう は担ぐという土佐の方言ですが 当時祖母が言った通り 根菜と炊いた自家製の
豆腐は 家に冷蔵庫がない時代 何回か火を入れても壊れませんでしたが 背に担いでも
壊れずの豆腐とは これは マユツバな気もします。

鍋物やすき焼きに入れ お箸でつかめた木綿豆腐が 今は壊れるため 穴開きおたまで
すくうことになって 同時に  毎朝味噌汁に入れるさいの目豆腐は 切るときはもちろん
お鍋へ入れるときも そおっとになりました。

昔の 縄でゆわえても壊れずの田舎豆腐は 農家が作った自家製のものを 露天市で
見ることもありますが 作る後継者も 減ったと思います。



時代の流れや消費者の好みが 固いものより 柔らかいものへと移りましたが 少数派の
固豆腐好みとしては さみしいかぎりです。

それにしても  固い豆腐  堅い豆腐  硬い豆腐  と字も様々で これも面白いです。

 

 

コメント (36)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

それぞれの思い。

2015-03-25 | 日記
月に1度の不燃物収集日は 朝早くから下で ガラガラと音がするため
この日を忘れていても ああ 今日が不燃物の日ねと すぐ分かります。

朝6時半から出すことになっており 貼られた ビン類 金属 新聞紙など
書かれた札の下に 各戸からの不用品が 早くもいっぱい出ています。

ビールの空き缶を 大のゴミ袋 2つに入れ持ってきた奥さんは
「 毎月うちが いちばん多いき 恥ずかしい 」
いいえ お宅がここで一番 酒税を払っており立派ですよ。

捨てる自転車の中に 一見 新品かに見える ママチャリがありました。

ひゃ~~ これを捨てるのかね わがママチャリより はるかに新しく
もらいたいな もらえんかなぁと とっさに思いました。

写真は もう何年も使う私の相棒でして あちこち錆びてはおりますが
働き者で ↓は買い物から帰ったばかりの  おばちゃんスタイルです。

持ち主を捜して話をしてみよう なんならお菓子でも 手土産に携えてと
もらうつもりの頭の中では すっかり シナリオ完成の私でした。
 
そこへ年配のマダムが来て 私の企みを 察したかに言いました。

「 持ち主はこの自転車に いやな記憶でもあって捨てるのでしょうね
これをもらった人が 同じマンションで乗り回したら その自転車を見るたび
捨てた人は いやでも 思い出したくない過去が よみがえるでしょうね 」

これを聞き 自分のあさましさを 恥じました。

きっとそう こんな新しいものを捨てるなんて きっと何か わけありです。

自分のママチャリを大切に あと何年か使おうと戻り もう1度 新聞の束を
持って降りたら さっきの自転車がありません。

仕分けをしていた管理人に聞くと 外から入ってきた男性が あっという間に
自転車に飛び乗り 去ったとのことでした。

元の持ち主の 目の届かぬところで 使ってほしいと思いました。                           
                             
                             

コメント (45)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お墓まいり。

2015-03-23 | 日記

いつもの年は お彼岸の中日より前にお墓まいりしますが 今年は雨が多く
お彼岸後半の 昨日になりました。

せないかんことは  早めにせぇよ  が口癖だったイラレな父が ズボラで
ノロマな娘に 腹を立てているだろう と思いつつ行きました。

途中産直に寄り 花とお菓子を買いましたが 春と秋の お彼岸の時期には
花の値段が舞い上がり 小菊を4束2,000円で買いましたが 量は少しです。



主のいない 空き家になった実家ですが 季節を忘れず水仙が咲いており
水仙と菜の花を摘んで 花の量を増やし あえぎつつ坂道を登ります。

集落の中ほどにある 小高い丘の上のお墓は ほかの家の墓地がないため
私たちが管理しなければ 山道が草におおわれ 通れなくなります。

けもの道のような山道のあちこちには 子孫のために ご先祖様が考えたのか
榊が何本も育っており 榊の枝を折りつつ お墓に着きました。

持ってきたほうきでざっと掃き コップと花筒の水を替え お供えもして周りを
見渡すと 以前はもっと 木々の枝が茂り空が狭かったものが 枝のあちこちが
切られ 天が広く見えます。

だれか最近来たのか 妹夫婦かなと思いつつ帰ってきたら 息子からtelが入り
午後お墓まいりに行く うっとうしい枝を 少し前に自分が切ったと言います。

昨年あたりから 何度かお墓まいりに行っているようで 身辺に何かあったのか
ご先祖様におすがりするような なんぞ困った事でも起きたのかと 少し心配では
ありますが むこうから なんか言ってくるまで 知らんふりでおりましょう。

ソメイヨシノが チラホラと開花しました。





山吹も花開き 日中は21度を超えました。



花を見ても 息子の信心はなぜなのか 相当難儀な問題が起きたのか? お金のこと?
仕事のこと?  と頭の中は そのことばかりが渦巻きます。

ま  自分が今の息子の歳には 彼が高校生になっていたことを考えれば 何があっても
夫婦で相談し 解決しなさいねと  薄情な母は そう思うことにいたします。 
                  
 
コメント (44)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする