7月のお四国は 第27番神峯寺 28番大日寺 29番国分寺 30番善楽寺
31番竹林寺の 県内5ヵ寺を参拝しました。
まず27番神峯寺(こうのみねじ)は 歩き遍路さんには 土佐の関所あるいは
遍路ころがしと呼ばれる難所で 大型バスが入れないため マイクロバスに
分乗して登り マイクロを降りてから更に 山道を20分ほど歩きました。
あえぎ山門に着くと 標高450mに湧く泉からは 土佐の名水 神峯の水が
滝になり落ちており ひんやり冷たく 巡礼者ののどを潤してくれます
本堂までの石段は 長くしんどいですが 刈り込まれた庭園が見事でした
神峯寺を下ると温暖な海辺の地では 露地の鉢植えマンゴーが実をつけていました
28番に向かう途中 見晴らしのいい赤野の休憩所で 一旦バスは止まりました
この地は 作曲家弘田竜太郎の出身地で 雨の詩を サリドマイド障害のため
両手がなく生まれた辻典子さんが 足で書いた歌詞です
お昼は 海辺の果樹園で取りました
28番大日寺はバスを降りて 山道を20分ほど歩かねばならず 食後重くなった
お腹を抱えて 大汗で登りました
大日寺では護摩焚きをしており 狭いお堂の中で火を焚いて 中のお坊さんは
なんぼか暑かろうと 信心が足らん者は まずそこを考えます
あと3ヵ寺も残っており 体力が続くのか心配になります あと3つは全て平地です
と先達さんに励まされ 29番国分寺に到着しました 茅葺の本堂が美しいです
30番善楽寺は 土佐神社しなね様の隣にあります 3か月ほど前 母校から届いた
会報誌で 善楽寺の住職の次女が この寺の住職を継いだことを知り 孫のような
年齢の後輩の決断が嬉しくて blogへも載せました
この日最後の 31番竹林寺に着きました 竹林寺のご本尊は知恵の文殊様のため
受験シーズンには ご利益をいただきに 受験生のお参りが絶えません
今回のお四国は お大師様にまず 母の手術の成功の お礼を言いました
母の病院に通った15日間は 一日の歩数が 1,000歩あったかどうか。。。
そのせいでしょう 増々歩けなくなっている自分に ぞっとしました
来月はツアーが夏休み 再来月のお四国に向け 歩いておかねばなりません。