腰痛の副作用。

朝からどんよりと曇り空です。

ピンポーン　下のインターホンが鳴り　「　佐〇急便です　お届けで～す　」

ロックを解除しドアの前で待っていると　宅急便の兄さんがエレベーターから

段ボールの箱を持ち降りてきて　「　〇〇からです　代引きです　」　と言います。

ここまできて思い出しました。

この間　腰痛で動けないとき　昼間うつらうつらして夜眠れなくなり

深夜ぼんやりＴＶを眺めていると　通販番組でこれを宣伝しておりました。

こりゃあなかなかええねぇ　早うせんと売り切れる　とすぐに起き上がれないので

芋虫のごとく這って電話口へいき　注文したサーキュレーターです。

「　お客さまぁ　どんどん在庫が減ってきましたぁ　お早めにご注文下さ～い　」

を深夜にくり返し聞いていると　催眠術にかかったがごとく　ついふらふらと注文

という腰痛のキリギリスです。

山善リモコンサーキュレーター　　送料込み６，６１０円也

腰痛が治まるとすっかり忘れており　商品が届いても　はて　これが必要だったのかな

とも思いますが　深夜にマインドコントロールされ求めた品は　上下左右に首を振り

風を撹拌してくれるはずです。

腰痛は良くなったけれど　腰痛の副作用として　この品が残ったのであります。

ソラマメをいただきました。

塩ゆでしか知りませんでしたが　さやごとグリルで焼くと美味しいよ

とのことで焼いてみました。

あらホント　豆がホクホクになりとってもイケます。　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

母ちゃんの昼ごはん。

母の眼科の日です。

朝９時の予約で　この日はトンボといっしょにいきました。

母の日　の埋め合わせの食事を３人でするためです。　

　

思いのほか早く病院がすみ　いつも寄るレストランへいきました。

なのに残念　食事は１１時からとのことです。

しかたがないので　車が数台止まっている喫茶店へいきました。

施設の昼食を断ってあるので　どうしても外で食べなければなりません。

モーニングメニューから　日本そばとおむすびセットをたのみました。

来月８６歳になる母は　これを完食です。

午後　私が約束があるためゆっくりできません。

母を送り　１２時前に施設に着くと昼食の準備をしており

辺りにはおいしそうな匂いがしておりました。

すると母は　にこにこ嬉しそうに

「　今日は何かな？　ああおなかがすいた　」　と言います。

心配が的中です。

帰りの車の中で　何度も何度も　「　母ちゃん　お昼は食べたきね　済んだよ　」

と言い聞かせながら帰ってきたのです。

車の中では　「　分かった　分かった　なんべんも言わいでも分かっちゅうよ　」

としっかり理解していたことが　あれまあ　すっかり忘れております。

施設の職員に　母が食べたもののデジカメ映像を見せ　本人が何を言っても

食べておりますので　と説明しました。

「　だれが断った　皆んなぁが食べゆうときは　あたしも食べたいわね　」

と大変なおかんむりの母ちゃんです。

やはり皆の昼食が終る１２時半ごろ連れて帰るべきでありました。

じゃあね　と施設を後にしましたが　車中でトンボが言うには

「　母ちゃんは昼メシはまだ　と言い張って　職員も困ってまた食ったろうね　」

とのことでありました。
　　　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

歌手 フランク永井。

過去放送されたＴＶ番組の中から　反響が大きかったものを
再放送する　ＮＨＫアーカイブス　は好きな番組です。

２００９年に初回放送された　『　歌伝説　フランク永井の世界　』
の再放送がありました。

同世代の女性より　少～し遅れておる私はレトロなものが好きで
フランク永井は若いころより好きな歌手です。

番組によると　Ｓ７年生まれの彼は　東北の芝居小屋経営者の
両親のもとに　５人兄姉の４番目の子として生まれ　旅芸人や歌手の中で育ちます

兄を頼って上京後　米軍キャンプのクラブ歌手となり　ある日ラジオから流れる
ジャズコンクールを聞き　自分がもっとうまく唄える　と確信します

歌手デビュー後しばらくの間は鳴かず飛ばずでしたが　作曲家吉田正氏
との師弟コンビの歌 『有楽町で逢いましょう』　が大ヒットとなります

それからは次々とヒット曲に恵まれ　彼は昭和を代表する歌手になります
フランク永井の代名詞になった　“低音の魅力”　で数曲流れました
どの曲も艶のある柔らかい低音は　当時いわれた　ムード歌謡　そのものです
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
番組中　作家の村松友視氏は　「ふつうの歌手が唄えばド演歌になる曲も
フランクが唄うと洗練された都会の曲になる」　と語っております

当時　ドーナツ盤Ｂ面の曲　『おまえに』　は作詞の岩谷時子氏が
吉田正氏夫妻を詩にしたもので　１０年以上経って大ヒットとなりました 　　　　　　　　　　　　　　

数あるヒットの中でも　昭和初期に唄われた　『君恋し』　をフランクが
ジャズ風にリメイクし　この曲でレコード大賞を受賞します

フランク自身が発掘した松尾和子とのデュエット曲　『東京ナイト・クラブ』
は今でもカラオケのデュエット定番曲で　当時ささやくように唄う彼女を見て
これが大人の女なのね　と私は思いました

東京を舞台にした曲が大半のように思えますが　後年大阪を唄ったものも多く
やさしく語りかけるように唄う彼に　大阪の情景はとても合っていると思います

　

大阪を唄うにあたり　フランク自身が落語家に弟子入りし　ステージでも
司会を入れず　司会進行も自分でやった　とのこと

　

平成20年７６歳没　フランクのふるさとである宮城県大崎市では
フランク永井歌コンクール　を毎年開催し彼の持ち歌を出演者が唄い
レコード鑑賞会も開催される　とのこと

　

彼は歌謡歌手として成功を収めましたが　本人は
ジャズ歌手へのこだわりをずうっと持っていた　といいます

すばらしい曲を聞きながら　１時間３０分の番組が終わりました。

フランク永井のジャズも聞いてみたかったな　と思います。
ジャズ歌手としてもきっと成功を収めていた　と思われます。　　　　　　　　　　　　　　　　　

ガメ君の１日。

ネコと暮らしていると　彼が言いたいことや
希望していることが　なんとなく分かります。

まず　飼い主が外から帰ると　きりっとした顔でむかえます
おかえりなさい　ちゃんとお留守番しておりましたよ

夕食後のひとときが　飼い主にもガメ君にも至福のとき
と飼い主は思っておりますが‥‥　いや彼もきっとそうです
ウサギではなくネコです

　

８歳になり還暦を迎えましたがヒモがあればひっぱりたい
この座イスはきたなくなりましたが　ガメ君のベッドのため捨てられないのです

歳はとってもこの毛艶と鳩胸がボクとママの自慢なのです

そろそろ眠くなりました　目がうつらうつらです
もう触らないでね　ボクの営業時間は終わりました

　

またたび爪とぎ板にもたれ　しばしの仮眠をとります
皆が寝静まったら　ばっちいベッドへいきます

こうしてガメ君は　昼も夜もほとんどを寝て暮らしております。
昔とちがい　ネズミを獲る必要もなくなりました。

なんの働きもない　といったらお終いですが　飼い主をいやす
という大きな仕事をしております。

飼い主が具合が悪いときは　そっとかたわらに寄り添い
じっと見守ってくれます。

ガメ君　２０歳を目標にがんばろうね。　

　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

南海地震。

１昨日の高知新聞に　Ｍ8～９の南海地震が３０年以内に

６０～７０％の確率でくる　とあります。

今から最長３０年後にくるとして　え～と　そのときは２人とも

９０歳をはるかに越えており　生きていてもとても走って逃げる脚力は

なくなっております。

友人にtelしたついでに　巨大地震に備え防災グッズなどを

備えているのか聞くと

「　当たり前でしょ　１式入ったリュックを枕元に置き　いつでも逃げられるよう

運動靴も置いている　」

とのことで　なんの用意もしてないわが家の方がおかしい　そうでございます。

そしていつでも飛びだせるよう　ネグリジェでなくＴシャツとトレパンで

寝ているといいます。

ま　私もネグリジェは持ってないけどね　　と思ったことでした。

ちゃんと用意しなさいよ　とアドバイスされ　防災グッズとやらを見ると

簡単なものから重装備のものまで　ものすごくたくさんあります。

はたして皆がこれを枕元に置き　靴まで置いて床についているのかね

ま　とにかく備えあれば憂いなし　　もうちょい簡単なものを買って

枕元に置き　気が進まんけれど　運動靴も置いて寝ることにしましょうかね。