スリランカの世界遺産をめぐる旅は 着いた翌日からたくさんのお寺と遺跡を
回りましたが ガイド氏によると 今日で文化遺産巡りは終わりとのことです。
この日は世界遺産の タンブッラ石窟寺院です。紀元前3世紀に作られたそうで
雨風に当たらない洞窟寺院のため どこよりも 仏像の保存状態が良いそうです。
黄金の涅槃仏は9㍍。下はお釈迦様が座禅を組んで修業中に雨になりました。
すると キングコブラが3匹現れて お釈迦様の傘になったそうです。
山道を走っていると林から野生の象が現れ皆大喜びです。かつて1万頭ほど
いた野生の象は密猟され 今は3000頭ほどに減ったそうです。
キングコブラは象を噛まないか?の質問に 象の皮膚は固く歯が折れるので
噛みません。コブラは賢くて信心深いですから ↑ とガイド氏は答えました。
ハノイはシクロ マラッカはトライショー カンボジアはトゥクトゥクの名前で
自転車やバイクにリヤカーをつないで 大半は人力で走るタクシーがありました。
スリランカのどこでも見かけたこれは 前輪が1個の三輪車で ガソリンで走ります。
特に名前はなく タクシーと呼んでいるそうです。
スリランカ第二の都市キャンディは 山の中の盆地にありました。シンハラ語で
山は「カンダ」ですが 英国人が発音できず キャンディになったそうです。
この旅で最後のお寺 仏陀の歯が奉納されている 仏歯寺に着きました。
4世紀頃インドから お釈迦様の犬歯を 女性が隠して持ってきたそうです。
この祭壇の中にお釈迦様の歯が祀られており 1日に3度扉が開き 歯の入った仏舎利
が拝めます。この人たちは祭壇前でお祈りしつつ 扉が開くのを待っているようです。
活気あふれるキャンディマーケットへ寄りました。中庭をぐるりと2階建ての
店舗が囲んでおり 衣食住の全てが揃うほどの品ぞろえです。 ここでもっと
時間がほしかったなぁ・・。
人でごった返す中にあった旅行案内所です。中央下の画は 海に突き立てた棒にしがみ
つき釣りをするスリランカの伝統漁法で 以前 岩合さんのネコ歩きにも出ました。
次に伝統芸能 キャンディアン ダンスショーを劇場で観ました。
踊りはバリ島のダンスに似ています (って行ったことはないですが)
踊り子の衣装はクジャクを連想させます。そういえばスリランカ航空の
CAの制服もクジャクでした。
ショーのラストは 男性踊り子が火を飲んだり 灯油かな?を口に含み炎を大きく
したり 火の上をはだしで歩きました。 やめてぇ~~! あんたら長生きできんよ。
キャンディの山の手は 富裕層の別荘やホテルが建ち スリランカの芦屋とのこと。
大型バスは入れずマイクロバスに乗り換え うねうねと中腹のホテルに到着しました。
ロゴを見て あら~阪神タイガースはスリランカでホテルもやっているのか
と思いましたが よく見ると ホテル トパーズでした。
毎日1万歩前後を歩き とにかく汗が出ます。夕食後シャワーを浴びたら即
バタンキューです。