先日縫った簡単な服を着て 夫のおばの 一周忌に行きました。
高速道路が延びたため 土佐清水市へは ずいぶん早くなりました。
朝早く出発し 須崎で高速を降り たけざきのおむすびを買って また
高速に乗り 道の駅 ゆういんぐ四万十での朝食は 毎度のことです。
おむすび たけざき たまご焼き で知られるたけざきは 40年前の
結婚当時 コンビニもなく おむすびが商品になるなど 考えもつかぬ
時代から 現場所の小さい店で ひっそり営業していました。
昔から おむすび2個の横に ふっくらといい出汁の たまご焼きが入る
スタイルは 幡多路へと 夜をかけ走る釣り客相手の店でしたが その
おいしさが口コミで広がり 店舗数も増えました ⇒
この日は薄曇りで 青い空 青い海に立つ 海中展望塔とはなりません。
「 タンスの着物も 店にある反物も 皆で分けなさい
忘れんと 〇ちゃんにも一枚 分けちゃりなさいよ 」
余命を知ったとき 呉服店を営むおばが言ったそうで 子孫の多いおばが
血がつながらぬ 甥の嫁にまで 思いがけず形見の品を残してくれました。
着物の知識はありませんが 深い藍色に 松竹梅の柄でしょうか
横糸がブツブツ出ていますので 機で織った布と思われます。
反物を仕入れ おばが縫ったものです ありがとう 大切にします。