ミニ同窓会をやろうよ との連絡がありました
田舎から都会に嫁いだYちゃんは 自営業のため忙しく お里帰りしてもすぐ
帰るため もう何十年も会っていません。
どこかレストランでやってもええが 4月の終わりは 牡丹桜が見頃のはず
歴民でやらん? OK! と友とtelで話したのは 3月の終わりごろでした。
高知県立歴史民俗資料館のことを 県民は短縮して 歴民と呼びます。 ⇒
長宗我部元親の居城 岡豊城のあった岡豊山は 今は城址のみが
残るだけですが 桜が咲くころは お花見の県民でにぎわいます。
四万十川の上流 津野町から移築された山村民家は 藁ぶき屋根と
囲炉裏が切られ この有形文化財は 有料ですが貸してくれます。
数十年のブランクがあり 太めになったとはいえ 50年近く前の顔と
さほど変わってなく この日集まった5人が すぐ話がかみ合うところは
やはり同級生です。
Yちゃんは商売が苦しい時代もあり それを乗り越えた話もしてくれ
今こうやって話せることは 彼女にはプラスの経験になっています。
Yちゃんから 故郷の味としてリクエストがあった コンニャクや
タケノコの田舎寿司 ザル豆腐まで 朝早くから友が産直を回り
集めてくれました。
正午から始めたミニ同窓会は あっという間に4時近くになっており
今から 故郷をあとにするYちゃんを 息子さんが迎えにきました。
車から降りて おばさんたちに にっこりあいさつする息子さんは
若い頃のYちゃんにそっくりで 自営業を継ぐ 次の社長です。
気を付けて帰ってね 今度帰ったときは温泉で 一晩泊りで語ろうよ
やろやろと約束もでき すっかり花が終わった 牡丹桜の木の下を
Yちゃんは 都会へと帰っていきました。