くりまんじゅうの日記

世間より少し いやだいぶん遅れている
老シーラカンスです。

美白。

2013-07-31 | 日記

大手化粧品会社 K化粧品の美白効果をうたった商品で
肌トラブルが起きた とニュースが流れております。

化粧品の老舗ブランドである K化粧品の
基礎化粧品を もう 何十年も使ってきました。

定年退職した2年前まで 今回のターゲットであるこのクラスを
使っておりましたが 年金暮らしになり これよりワンランク下の
同社のものを使うようになりました。

お高い化粧水などを チビチビと惜しんで使うより もっと下のクラスの
ものを ケチらずたっぷり使いたかったからです。

下のクラスには 今回の美白成分が入ってなかったものか 肌トラブルは
今のところ起きておりません。

結婚した40年前 トンボの実家へ行ったときのことです。
当時 義母はまだ50代前半の若さでしたが 百姓仕事で色はまっ黒
顔には深いシワがありました。

夜お風呂から出ると 「 棚にクリームがあるき どれでも使いなさいや 」
とのことです。

見れば 化粧水 乳液 クリーム等とても高価なものが並んでおり
驚きました。
美白 という言葉もない時代から 義母は基礎化粧品にお金をかけ
磨いていたのです。

「 田芋へクリーム塗っても 変わらんと思うがね  アハハ‥‥ 」
トンボが笑ったことを覚えております。

今回の 白斑被害者の女性にインタビューしておりました。

若い人だけでなく 結構な年齢のマダムがたくさんおります。
美白してきれいになりたいという女性の願いは 年齢に関係なく
永遠のテーマなのです。

ここの化粧品を何十年も使ってきた女性も多いはず
早く問題が解決し 安心して使えるよう 願ってやみません。





 

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リーダーからの手紙。

2013-07-30 | 日記

プールのリーダーが脳梗塞のため入院したのは 5月の連休明けです。
半身にマヒが残り 懸命のリハビリを続けてきました。

月一の定例会に皆の協力で出席しますが 驚くばかりの回復ぶりです。           
字を書くこともリハビリの一環であるらしく 次々とメンバーに
葉書が届きます。

彼女は 先の見えないリハビリをしているにも係わらず いつも私の
腰痛を心配してくれ ありがたいことです。

社長へ と書かれてあり社長とはワタクシ くりまんじゅうのことで
ございます。

セレブでもない私が なぜ社長と呼ばれているのか?
それはもちろん ずんぐりむっくりの体型からもありますが
プール授業のマスターズに 10分ほど遅刻するからであります。

なぜ遅刻するのか?
それは最初の3往復 150mのウォーミングアップがきつく
10分の遅刻後にいくと ちょうどしんどい過程が済んでおります。

しかし これをしてからでないと 途中で苦しくなります。

♪分かっちゃいるけど止められない ホイホイ♪
学習をしない懲りないおばさん ということになりましょうな。
                    
1枚目の葉書は イケメンの看護師にリハビリを受けているらしく
よりどりみどり なので一緒にリハビリをしませんか 待っています
と書いてあります。

そして2枚目の葉書には じわっと目頭が熱くなりました。

色鉛筆でスイカの絵を描いており これが食べたい量
次になんぶんの1かの小さい切れ を描いてあり
これが出てくる量 とのことです。

人一倍大食であったリーダーには 1日の総ての量が不足で
物足りないことでありましょう。

そして となりのベッドが空きました と書かれてありますが
これだけはお許しくださいませ。

リハビリで練習している言葉
『 彼は静かにささやいた 何と云ったかな 』

これには吹き出しました。          
病院も粋なリハビリをやるもんであります。
 

            


           

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生えふすぼる。

2013-07-29 | 日記

髪が伸びて 汗でほほや首筋に張りつき 
暑い 気持ち悪い で我慢できません。

お手入れされた毛髪なら 長くともきれいですが そうではなく
艶がなく 痛んだ髪がぼうぼうと伸びた場合 土佐の言い方として

『 生えふすぼる 』

この表現は毛髪の場合や 雑草が生い茂るときに使われます。
髪が生えふすぼりましたので 美容院へ行きました。

白髪もずいぶん出てきており 染めようか とも思いましたが
もういっそ 白髪染めをやめ 白いままでおろうか とも思います。

そう あの大宅映子さんのように 短めの白髪でおりたいのです。

大宅映子さん72歳 映像でしか知りませんが 知的でおしゃれ
おおぶりのアクセサリーがよく似合います。

美容師が言うには 白髪のままでいると実年齢より老けて見えますよ
それと白髪美人になるには いつもきっちりとお化粧し きちんとした
服装でないと本当に とっとの おばあさんになります。

土佐の言い方として より強調したいとき とっとの を
付けくわえます。

ひゃ~ とっとのおばあさん‥‥

ここでもう一人 白髪美人を思い出しました。

金美齢さん なんと79歳です。

あれは1昨年だったか 金さんの講演が夜 高知市かるぽーとで
ありトンボと聴きにいきました。

自由席のため早めに着き 前から3列目で聴くことができました。

講演の内容はイマイチ覚えておりませんが 金さんはTVで見るより
小柄できゃしゃな白髪美人です。

当日の金さんは ピンクのパンツスーツにおしゃれなストールを巻き
大ぶりのイヤリングが よく似合っておりました。

大宅さんも 金さんにしても髪の白さが これもひとつのファッション
というか 個性になっておりました。

知的でないと白髪は似合わず 普通のおばさんが真似ても
個性とはならず ただのモノグサになってしまいます。

というわけでやっぱり 白髪染めをする という選択になったわけで
ございます。
 

              
 
            
            

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シーラカンスの集会。

2013-07-28 | シーラカンス定例会

月一の 農家のおんちゃん達との飲み会です。
先月の定例会のあと 翌日から腰痛がぶり返し苦労しましたので 
用心々々 腰痛ベルトをしっかりと巻き出かけます。

30年以上続く ホッとするメンバーとの ホッとする時間は
私にとって宝の時間となります。


おんちゃん おばちゃんばかり9人のメンバーは 大半が定年退職後
実家の農業に精を出しております。

1年間食べるコシヒカリは メンバーの夫婦が作り冷蔵保管してくれており
もう来月には新米の季節となりますが 昨年の分がまだ2袋残っており
年々胃袋が縮んでいるのかな? とも思います。

  
 

今回は スマホ が酒のサカナにのぼりました。
まだだれもスマホを持ってなく 持とうとも思わない とのことです。

まず ハヤリのものにはすぐに跳びつかん! とおんちゃんは語ります。

ケイタイ電話は基本 かける 受ける メール機能があれば十分で
出先でインターネットを見る必要があるのかね?  とのことです。

出先で はて? のことがあれども 帰ってから検索すればいいではないか
分刻みのスケジュールをこなしている訳でもなし 我々のまわりには
ゆったりとした時間が流れておる。

なるほどぉ~~  おんちゃんの言う通りでありますが
出先で はて? のことを家へ帰るまで おまさんはよう覚えちょりますか?
とわたしゃ思うがね‥‥

またこのおんちゃんは 自宅のPCからインターネットを解約しようとしており
さすがに それはやめなさいよ と止めたところ

「インターネットに頼らんでも わしゃあ たいていのことは知っちゅう!!」

ははぁ~~殿 
ひっくり返りそうになりまして ございます。

驚いたことに メンバーのだれもが真顔で
「 そうよ そうよ! 」 とおんちゃんに同調するさまにも卒倒いたしました。

人さまに比べ相当遅れておる シーラカンスくりまんじゅう でありますが
まだまだ大先輩がおられます。

まさに シーラカンスの集会 と思えますが ホッとするいやしの仲間
いやしの時間 私には絶対に必要なひとときとなります。

スマホなどと 今どきの新しいものには跳びつかん!
と言うわりには パチンコの新台にはすぐに跳びつく
おんちゃんでありました。


  
           
              

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嫌悪感。

2013-07-27 | 日記

友人と2人で ある先輩の家でお茶をごちそうになり
話が弾んでおりました。

この先輩は70代半ばで 定年退職したご主人と2人暮らしで
趣味や旅行を楽しんでおります。

台所でtelが鳴り 「 ちょっと失礼 」 と出た先輩がなかなか
帰ってきません。

20分以上経過したのち やっと話が終わったと見え 再び席に
着いた先輩の話です。 
 

先輩と同級生の県外へ嫁いだ友人が こちらも退職したご主人と
穏やかに暮らしておりました。

ご主人は退職後 大病をして妻といないと不安な毎日です。

近くにご主人の姉夫婦が住んでおり 長年仲良く付き合っておりました。

ところが1昨年 義姉のご主人が病気で亡くなり 気落ちした義姉を励まし
家へ呼び一緒に食事するなど なにかと面倒を見ておりました。

だんだんと気持ちも落ち着いてきた義姉は 食事時だけ自宅から
通っておりましたが そのうち朝一番から来るようになりました。

終日 義姉が家に居座り そのうちに 「 弟の世話が足らん 」
など弟嫁に言うようになりました。

弟嫁はすっかりノイローゼになり  朝 「 おはよう 」 と玄関で
義姉の声がすると 嫌悪感でサアッとジンマシンが出るまでに
なりました。

このままでは老い先短い人生が ますます短く うつの一生で終わる
と考え 離婚して家を出ることにしました。

70代半ばで これから収入の当てもない身で 暮らしていけるのか?
思い直しなさいよ  と先輩も何度も忠告したそうですが
子ども宅にも身を寄せず 離婚し家を出て1人暮らしを始めました。

心配する先輩に 「 今のままで一生が終わるより 死亡数日後に
遺体が発見される という人生が待っていても こちらを選ぶわ 」
と言ったそうです。

体の弱い夫は義姉に任せた と言います。

今はアパートを借り 病院の付添婦などをして
暮らしている とのことです。

寂しさと やりきれない思いを 長々と聞いてくれる
県外の友にたびたびtelしてくる と言います。

なんか身につまされる思いで聞き それまで笑いながら
話していた場が 急にしんみりとしたことでした。


               

               
              

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