丑の日の前日やってきた娘が うなぎは去年と同じ新仔うなぎにする?
それとも大きいものにするかね? と聞きます。
そら大きい方がええわね と私ですが 新仔がいいという夫の意見が
採用されました。
一人に1匹はもったいない 2匹を四人で分けたらええが と毎年おなじ
ことを私が言い 年金暮らしは年にいっぺんしか うなぎは食べれんろ?
けちくさいこと言わんでもええ と梅干しのビンを見つつ娘は言います。
いつの頃からか 子どもにいたわられるようになり 気ばかり若くとも
見た目はもちろん やることなすこと すべてが老人になったらしい。
夫が60代前半のころ 大酔いで 腕ずもうやらんかと息子に挑んだとき
息子が力を加減し 父に勝たせたことに 私は気づきましたが
まだまだオレにはかなわんやろ! と上機嫌の父は鼻をひくつかせました。
娘の場合はちょっと違って うなぎを親にごちそうし 親孝行娘の美談
では終わりません。
丑の日の食事がおわり帰るとき いつにする? とおかえしの焼き肉日を
早くも決め その場で店に予約をいれてから 帰っていきました。
世の中にタダのものはなく 食い逃げも許されません。
一夜あけて
先週2人までに減った県内感染者が 7/28ー29と2けたに増え 焼き肉は
順延にしました。順延は消滅とはちがうよね と念を押されております。