トンボが週1で通っている 南国市洋画サークルが 恒例の展示会を
かるぽーとで開くことになりました。
あんなに痛がっていた足がウソのように良くなり 本人は鼻歌で
作品搬入に出かけました。
帰ってきて いたたっ! を言わなければいいけれど‥‥
このサークルは主のメンバーが 退職後の趣味という年齢層で
絵を本格的に習った者はおらず 年配者のお絵かき教室という感じです。
それでもメキメキ頭角を現し 県展の常連組も生まれておりますが
残念なことにトンボではありません。
高校の美術教師が 南国市の教室に出向き指導してくれております。
農家の者もおり 収穫の時季には 毎年全員に小袋入りの新米を
配ってくれ 野菜をもらったりと 妻から見ればありがたい会でもあります。
素人ばかりの展示会ゆえ 県展レベルには遠く及びませんが
ものすごくおひまな方はお越しくださいませ。
入場料は無料です。
blogの編集画面を見ると ブログ開設から365日と出ております。
はや1年経ったのか という思いです。
blogを始めて県内はもとより 県外にも友人ができました。
皆さまのようにスマートなblog画面 記事は作れませんが
自分流に田舎くさく続けたいと思います。
これからもよろしくお願いいたします。
この前 母のタンスからウールの着物を取り出したとき
この2枚の着物が重ねて たとう紙に包まれ出てきました。
赤い地に菊花模様の着物に ぼんやりとした記憶がありました。
昔のアルバムを開くと これを着た6歳の私が 錦の手まりを持ち
両親とともに 写真の中で澄ましております。
白黒で表面が少しザラつく写真は 高知大丸前のW写真館の
名前がありました。
七五三のときと思われ 若々しい父と20代の母が両脇に座り
半世紀以上前の写真は 満年齢6歳の昭和30年のものと
思われます。
大切にしまわれていたのか 虫の穴1つありません。
このころは戦後の復興もめざましく まもなく高度成長期に入ろう
とする時代でありました。
当時の田舎のどの家庭も まだまだ生活に余裕のなかったときですが
楽ではない家計の中から 両親は子供の成長にあわせ 節目々々には
ちゃんと写真館へいき 家族の肖像を残してくれております。
もう1枚の御所車の着物は 袖の長さも同じで 長じゅばんかな?
とも思いましたが 洋裁の先生に見ていただくと これも上に着る
振袖ですよ とのことでした。
しかしこちらを着た記憶がなく また写真も残っておりません。
両親と写真に収まった振袖は さすがに解こうとは思いませんが
御所車の方は解いて 今度縫うチョッキの裏にしよう と思います。
もしも私が今 演歌歌手の大御所か 有名女優 はたまた売れっ子作家
なぞになっておったとしましょう。
するとこの2枚の着物は 〇〇先生の 七五三のときの晴れ着ですよ
と雑誌に載ることでありましょうが 両親の期待を裏切り ごく普通の
口やかましいおばさんになった今 この着物は洋裁教室の
教材になる運命であります。
愛車プリちゃんの4回目の車検日です。
朝1番で 高知トヨペット本社へ着きました。
入口にかわいい車が展示してありました。
超小型EVコムス とのことで1人乗り電気自動車です。
運転席の横と後ろは囲いがなく 小さな収納ボックスがあって
ピザ屋さんのバイクにも見えますが 自動車の登録です。
都会ではけっこう利用されているらしく 国からの補助金対象車両に
なっている とのことでした。
818,000円 なかなかのお値段であります。
普通乗用車の駐車場に 2台並べて入る車体と とてもコンパクトです。
トヨペット社員の話では 開発されて10年 まだまだこれから
改良を重ね値段も下がる とのことでした。
プリウスは燃費の良さはもちろんのこと 私の1番のお気に入りは
静かさです。
低速のときは タイヤが道路を踏む ピタピタという音のみになります。
次回 5回目の車検は10年を超えるため そろそろ2年後にどうですか
と言われ 参考までにとアクアを見せてもらいました。
社員の説明では プリウスより1回りコンパクト設計のハイブリット車
とのことで女性にも扱いやすい車 だそうでございます。
お値段 燃費はもちろんのことですが 次も静かな車を選びたいと思います。
ええなぁ と新車の匂いを嗅ぎながらも 今のままの走りを続けてくれれば
次も5回目の車検を受けてプリちゃんに乗ろうか とも思います。
アクアはプリウスより少しお安いですよ との説明でありました。
2週間ほど前 以前同僚だったヒトシくんからtelがありました。
「 あ 〇〇ちゃん 26日の金曜日 6時いつもの場所 ましろ会 OKやね 」
と電報のような簡単さで これが年に2回かかる電話です。
ましろ会とは 同僚であった間城さんを囲む会で 毎年春と秋にある宴会です。
間城さんは今月75歳になりました。
彼は定年より10年ほど早く会社を退職いたしました。
糖尿病により視力が極端に落ち 仕事も車の運転もできなくなったのです。
53歳で退職とは 今から思えばずいぶん早い引退でありました。
幸いなことに不自由ながら 日常生活はなんとかできる彼が
一生懸命書いた年賀状が毎年届きます。
かつての仲間が年に2回 彼を囲む宴をはじめて はや20年が過ぎております。
メンバーは12名ほどで 発足当時若かった彼らも ほとんどが定年を迎え
現役は56歳が1人となりました。
退職後ふるさとに帰り 毎回 愛媛県からの参加者もおります。
間城さんを自宅まで迎えにいき 宴会後また彼を家へ送る役目は
お酒の飲めないメンバーがしてくれます。
20年前はお互いが若く 皆ゴルフが好きで 今度こそリベンジするぞ!
などと話題であったものが 病院情報が1番に語られるようになりました。
昨年秋に欠席したメンバーが 病気が癒えて次の年の春に出席という
互いの近況を知る会にもなっており 皆 親を見送る歳にもなりました。
間城さんのとなりの席は 常に私と決められ 空けてくれております。
ましろ会の発足当時より メンバーの中で紅一点であり 長年この席に座りましたが
今ではメンバーの奥さんも 参加してくれるようになりました。
この会が20年も続くということは 間城さんの人徳といえましょう。
帰りには 長年苦労したろう間城さんの奥さんに 寿司折を持たせるのも
毎回のしきたりとなっております。
メンバーの同窓会のような 春の園遊会ならぬましろ会の
満月の宵が過ぎていきます。
遺伝子。
購読している週刊誌の今週号に 面白い記事が載っておりました。
『 遺伝子 』 についての解説で 遺伝する才能 しない才能の特集です。
人間の体を形作る60兆個の 細胞の1つ1つに織り込まれている遺伝子は
顔 体つきや知的能力 運動能力はもちろんのこと 最近の研究では認知症
花粉症 うつ病など心の病気も遺伝する と書かれております。
昔から あの家は秀才一族 器量よしの美人家系 長生きの家系というような
言い方で表現され これももちろん遺伝ということになります。
運動能力は特に顕著に表れ 子供のころの 運動会で活躍する足の速い子は
上級学年に在籍する兄 姉ともに俊足で 兄弟 姉妹全員が紅白責任リレーの
花形選手でありました。
例として かつて大洋ホエールズ時代に活躍した 高木豊氏をあげており
俊足巧打で鳴らした彼の3人のご子息は 現在全員がプロサッカー選手として
活躍しております。
集中力は遺伝子による影響が大 と記されており ということは
遺伝で頭の良し悪しが決まるなら どちみち努力しても報われない
とヤケになってはいけませんよあなた
親の優秀な遺伝子により 高いIQを持って生まれても そのままの天然で
東大へ合格できるわけではなく 努力という後天的な要因が大きい
と記しており この努力するという才能も遺伝である と結んでありました。
このほか遺伝による影響が大きい箇所は ハゲ 体臭 巨乳 身長 デブ
肌の色 鼻の高さ等々があり 代々ダンゴ鼻の家系は 結婚相手を捜すとき
鼻の高さを第1条件とし 遺伝子組み換えをすれば 何代にも続く悩み解決
ということになるのかな?
自分をかえりみれば 父からずんぐりむっくり体型を受け継ぎ 脳で考え
関所を通らずもの言う性格と 方向音痴は はて ご先祖にそんな人物が
おったかな? ということになります。
げに怖ろしき遺伝の世界であります。