褒めまくる映画伝道師のブログ

映画の記事がメイン。自己基準で良かった映画ばかり紹介します。とにかく褒めることがコンセプトです。

映画 バウンド(1996) マトリックスシリーズの監督が放つクライムサスペンス

2010年06月03日 | 映画(は行)
にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村 映画ブログ
     
 人気ブログランキングに参加しております。クリックお願いします

 マトリックスシリーズはあの特撮を駆使した見ごたえのある映画で、映像革命的な映画だったのは確かだ世界がコンピューターに支配されていることを知った人類の反乱のストーリーしかし、残念なことに話が進めば進むほど意味のよくわからない映画でもあった
 ちなみにマトリックスシリーズの監督はウォシャウスキー兄弟
 そんな彼らの初監督作品が今回紹介するバウンドです
 この映画は『マトリックス』のような革命的映像シーンを見ることは出来ないが、しかし、この映画の映像センスはやはり後の『マトリックス』を充分に感じさせる演出はある
 ストーリーは意気投合した2の女性がマフィアの金を奪おうと、完全犯罪を企むが・・・と言う内容で、ありがちなストーリーだけれど、この映画の小道具の使い方の巧みさ、展開、登場人物の個性等、見所満載の映画
 『マトリックス』よりも僕は今回紹介する『バウンド』の方が面白いと思う
 それではバウンドを紹介します
バウンド [DVD]

東芝デジタルフロンティア

このアイテムの詳細を見る

 5年ぶりに刑務所から出所してコーキー(ジーナ・ガウショはマフィアからの頼みでアパートの部屋の改装、配管工事の仕事を依頼される

 コーキー(ガウショ)はアパートのエレベーターでシーザー(ジョー・バントリアーノ)と美人であるヴァイオレット(ジェニファー・ティリー)のカップルと出会うが、コーキー(ガウショ)にとってヴァイオレット(ティリー)の様子が気になっていた

 コーキー(ガウショ)はシーザー(バントリアーノ)とヴァイオレット(ティリー)の隣の部屋をペンキ塗り、トイレの配管工事をしていると隣の部屋との壁は薄くシーザー(バントリアーノ)とヴァイオレット(ティリー)の喘ぐ声がまる聞こえだった

 しかし、ある日シーザー(バントリアーノ)が居ない間に別の男をヴァイオレット(ティリー)が自分の部屋に連れ込んでいるのを見かけた
 やがてコーキー(ガウショ)はヴァイオレット(ティリー)から台所の配管工事を頼まれ、彼女はシーザー(ティリー)の部屋に行くが、実は台所には問題が無く、ヴァイオレット(ティリー)はコーキー(ガウショ)にレズ行為を迫ってきた
 最初はコーキー(ガウショ)は戸惑うが、次第に2人はレズ行為にふけるが、その時にシーザー(バントリアーノ)が帰って来た
 慌てた女性2人は・・・

 ある日、コーキー(ガウショ)はヴァイオレット(ティリー)が連れ込んだ男であるシェリー(バリー・キヴェル)が、何人かの屈強な男に囲まれてアパートに来ているのを見かけた。シェリー(キヴェル)を取り囲んでいる男の中にはヴァイオレット(ティリー)の愛人のシーザー(バントリアーノ)の姿もあった
 コーキー(ガウショ)は隣の部屋でシーザー(バントリアーノ)達がシェリー(キヴェル)を拷問にかけている様子を薄い壁に耳を近づけて聞いていた

 コーキー(ガウショ)とヴァイオレット(ティリ)のレズ関係は深くなっていたそして、コーキー(ガウショ)はヴァイオレット(ティリ)から実はシーザー(バントリアーノ)はマフィアの一味であり、シェリー(キヴェル)は組織の200万ドルを横領したために拷問にかけられたのだ
 コーキー(ガウショ)はヴァイオレット(ティリ)から、シーザー(バントリアーノ)が隠し持っている200万ドルを奪って一緒に逃亡しようと計画を持ちかけられるが、コーキー(ガウショ)はシーザー(バントリアーノ)の組織のトップの名前を聞いて一瞬怖じ気付くが、コーキー(ガウショ)もその日暮らしの生活に別れをる誘惑からヴァイオレット(ティリ)と一緒に200万ドルを奪う計画をする
 元々泥棒のプロであるコーキー(ガウショ)は完全犯罪のプロセスを立てるが、かつてコーキー(ガウショ)は泥棒時に相棒に裏切られて、5年間の刑務所暮らしを強いられた過去があったのである
 果たして、ヴァイオレット(ティリー)は信用できる人物なのか
 コーキー(ガウショ)とヴァイオレット(ティリー)は200万ドル強奪の計画を実行するが、思わぬ計画の狂いから2人の女は・・・続きは映画を観てください

 レズビアンの友情を描いた映画だけれど、意外な展開に進んでしまうストーリー、そして拷問に使っていた指を切断する道具、電話、白いペンキ、札束などが非常に印象的な使われ方をしていて巧みな演出がなされている
 電話を使ったシーンは一気にサスペンス度が盛り上がり惹き込まれるウォシャウスキー兄弟も特撮シーンだけで魅せる映画ではなく、このようなストーリーが練られたサスペンス映画を撮れるんだね
 ジョー・バントリアーノメメントの風貌からまるで違う悪役も良かったけれど、ショウガール、フェイス・オフなどに出演しているジーナ・ガウショが格好良い役を演じています

にほんブログ村 映画ブログへ

人気blogランキングへ    
     
 人気ブログランキングに参加しております。クリックお願いします

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする