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あのプリティ・プリンセス等の大ヒットから可愛い子ちゃん的なイメージの強いアン・ハサウェイだが、当然彼女の男性ファンは多いし、僕も彼女の大ファン。アン・ハサウェイ/裸の天使という映画で大胆なシーンを演じているという噂を聞いて、DVDを借りた男性諸君はきっと多いはずだ。ちなみに僕は観ていない
しかし、本当のアン・ハサウェイのファンとは決して彼女の裸が目的で観に行く者のことを言うのでない。彼女が目の周りにアザを作り、ラリったり、とてつもなく性格が悪かったり・・・のような汚れの役を演じているアン・ハサウェイを見たいと言う人こそ本当のファンだと言えるのではないかそんな彼女のファンであるなら絶対に観ておくべき作品が今回紹介するレイチェルの結婚です。
タイトルから想像すると何だか幸せな気分になりそうな映画を想像しますが、冒頭のシーンにおいてのアン・ハサウェイの様子からそんな気分は吹っ飛びます煙草を吸いまくり、悪そうな友達との会話はかなりの不良度。
しかもタイトルのレイチェルと言うのは、アン・ハサウェイの役名だと思っていたら実は違っていて、お姉さんの名前であり、彼女はそのレイチェルの妹役だということに途中から気付きました
ストーリーはレイチェル姉さんの晴れ舞台の結婚式を、アン・ハサウェイ演じるかなりのKYな妹がブチ壊してしまいそうな刺激的?な展開が繰り広げられます。親子の衝突、姉妹の衝突、そして消すことの出来ない暗い過去などを通して観ている我々は果たしてこの映画から何を感じ、何を学ぶことが出来るのか
重く、暗く、痛々しいながらも力強く将来に向かっていくことが出来る気分になれそうなレイチェルの結婚を紹介します
レイチェルの結婚 コレクターズ・エディション [DVD] | |
アン・ハサウェイ,ローズマリー・デウィット,デプラ・ウィンガー,ビル・アーウィン | |
ソニー・ピクチャーズエンタテインメント |
数日後の姉のレイチェル(ローズマリー・デウィット)の結婚式に参加するため妹のキム(アン・ハサウェイ)は麻薬中毒のリハビリ施設を一時退院する。
父ポール(ビル・アーウィン)と継母で黒人のキャロル(アンナ・ディーヴァ・スミス)に連れられて帰って来たキム(ハサウェイ)は姉のレイチェル(デウィット)との再会を喜び合う。
レイチェル(デウィット)と彼女の結婚相手のシドニーとの結婚式のリハーサルが、両家の親族、友人たちが多数集まる中、和やかな雰囲気で始まる。そんな雰囲気をキム(ハサウェイ)の自己中心的な態度がムードを一変させてしまう。リハーサル終了後、レイチェル(デウィット)とキム(ハサウェイ)の仲は険悪な雰囲気で包まれてしまい、父のポール(ビル・アーウィン)は姉妹の争いに戸惑うばかり。
レイチェル(デウィット)の結婚式の準備が進む中、浮きまくりの雰囲気が漂うキム(ハサウェイ)は次第に孤独感を深めていく。そんな彼女が麻薬中毒のリハビリ施設の入退院を繰り返し、姉のレイチェル(デウィット)や実母のアビー(デブラ・ウィンガー)と衝突する理由が次第に明らかになり・・・嘆き、苦しみ、傷付きながらも必死で立ち直ろうするアン・ハサウェイの姿を映画で観てください
白人、黒人、そしてアジア人など人種感、音楽に統一感が無く、なんだかグダグダの結婚式のシーンがちょっと日本人の感覚では驚きを感じます。いかにも他民族国家のアメリカという雰囲気が伝わってきます。はっきり言って俳優の演技が上手いとか、下手とかは観ていてよくわからないのですが、この映画のアン・ハサウェイの演技は良いんじゃないでしょうかいつブチ切れるのか観ていてヒヤヒヤしました
ちなみに監督は羊たちの沈黙やフィラデルフィアの名匠であるジョナサン・デミこれだけの作品を世の中に送り出しただけでも大した者だと思いますが、今回のレイチェルの結婚では、ハンディ・カメラを駆使したドキュメンタリータッチな映像が成功しています
出演者では実母の役でデブラ・ウィンガーが出演しています。僕らの世代にとって彼女の代表作と言えば、やっぱり愛と青春の旅立ち。本当にあの映画のラストシーンは良かったもう二度とあの映画は観ることが無いだろうと思っていましたが、年齢を素敵に重ねた彼女を見ると再び彼女の若かった頃の作品が観たくなります。
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