褒めまくる映画伝道師のブログ

映画の記事がメイン。自己基準で良かった映画ばかり紹介します。とにかく褒めることがコンセプトです。

映画 太陽に灼かれて(1994) スターリンの顔に石を投げたくなります

2011年10月06日 | 映画(た行)
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 AKB48の24枚目のシングルにおいて、じゃんけんの結果、僕の大好きな篠田麻里子がついにセンターポジションを獲得するなんて嬉しくて、嬉しくて、もう本当にこのまま頭がどうかなっちゃいそうだ
 俺から見ればAKB48やその亜流もどきのメンバーは、どの女の子も同じ顔に見えるし、大して可愛い子もいないように見える。そんな中でも篠田麻里子は、メンバーの中でどう考えても飛びぬけて美人だし、スタイルも良くて、可愛くて、オーラがあって、トークはユーモアがあり、演技力は抜群で、笑顔が良くて、性格が良くて、気立てが良くて、歌も上手かったり・・・とりあえず思いつくだけ褒めてみた

 あまりにも篠田麻里子の良さがわかっていないAKB48の馬鹿ファンが多いため、ファン投票では彼女がいくら頑張ってもせいぜい3位か4位止まり。そういう意味ではファン1人で、同じ人に何票も投票できるシステムよりは、じゃんけんの方がものすごく公正なシステムに思う。

 今回のAKB48のじゃんけんによる極めて素晴らしい結果を見ると、まるで1年毎にクルクル変わる日本の総理大臣も、いっそうのこと公開でじゃんけんポンで決めたらどうだろうか馬鹿な国会議員が集まって多数決で決めても、それまでに裏工作、金のやり取り、立候補の一本化などがあり、結局1番まともなことを言っている人物が選ばれないような日本の総理大臣って何だろう。
 我こそはと言う人が立候補をし、その人達が公開の場でじゃんけんポンをして、勝ち抜いた人が総理大臣になった方が本当に日本のために良くなるのではないかそれの方が総理大臣になった人も、自分の思うとおりに大臣を決められると思う。

 まさかAKB48のじゃんけんポンから日本の総理大臣の選び方のヒントが思い浮かぶとは自分でも意外。しかし、このところ主要世界各国で国のトップ選びのニュースがチラホラ聞こえてくる。僕のとても画期的?な選び方を採用する国が現われるとは到底思えないが、それにしてもロシアの次期大統領選びがキナ臭い。
 民主主義を基本理念に掲げながら、プーチン=メドヴェージェフのラインでの権力のたらい回しなんだかこの国も大してソ連の時代から実は政治的にあんまり変わっていないんじゃないか?

 そんなソ連の恐怖政治の中枢に居た男として、やはりヨシフ・スターリンの名が挙げられるだろう。日本人にとってスターリン政権下のソ連のイメージと言えば、戦争終了後に北方領土に攻め込んできたり、満州に居た日本人を問答無用に連れ去り強制労働に従事させたヤクザなイメージ。さて、そんなスターリン政権下におけるソ連国内に住んでいた人々の暮らしとは、いかなるものだったのかこの映画を見れば、少しわかるかもしれない。

 スターリン政権下の暗いソ連を描きながら、いかにも大きな国らしく大らかで、ちょっと笑えて、優しさに満ちた太陽に灼かれてを紹介します

太陽に灼かれて [DVD]
オレグ・メンシコフ,インゲボルガ・ダクネイト,キータ・ミハルコフ
パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン


 かつてのロシア革命の英雄であるコトフ大佐(ニキータ・ミハルコフ)は、田舎の避暑地である芸術村で若くて美人な妻のマルーシャ(インゲボルガ・ダクネイ)とまだ幼い娘のナージャ(ナージャ・ミハルコフ)と過ごしていた。そして周りでは友人や、親戚なども居て楽しそうに過ごしている。
 コトフ大佐(ニキータ・ミハルコフ)は明るい性格でもあり、村の人々から尊敬を集め、非常に慕われている。

 芸術村に老人の姿に扮装した青年ドミトリ(オレグ・メンシコフ)がやって来る。実はドミトリ(メンシコフ)は、かつてコトフ大佐(ニキータ・ミハルコフ)の妻であるマルーシャ(ダグネイ)と恋人同士であり、しかもコトフ大佐(ニキータ・ミハルコフ)の差し金でフランスのパリへ出征させられた過去があった。
 ドミトリ(メンシコフ)の態度から、過去の真相を知ったマルーシャ(ダグネイ)はコトフ大佐(ニキータ・ミハルコフ)を責め立てるが・・・

 そして実は現在ドミトリ(メンシコフ)は秘密警察に所属しており、彼がコトフ大佐(ニキータ・ミハルコフ)やマルーシャ(ダクネイ)の前に現われた目的は・・・スターリンの顔に石を投げたくなる展開は映画を観てください



 スターリン政権下の時代を描いた映画ですが、恐らくこのような映画は社会主義時代のソ連の時代には撮れなかったでしょう。スターリン政権下を描いた内容と言えば、暗い映画になりそうですが、実はニキータ・ミハルコフナージャ・ミハルコフの本当の親子のやり取りが、親子愛を感じることが出来たり、ロシアの人達のおおらかな雰囲気も相まって、ちょっと笑えたり、面白かったりします。
 親子愛、夫婦愛など家族の絆を少し考えることが出来るのでは無いでしょうか?

 ちなみに監督は主演も兼ねているニキータ・ミハルコフソ連の時代から活躍していたロシア映画界の巨匠。けっこう笑える群集劇スタイルのコメディ機械じかけのピアノのための未完成の戯曲(笑えるけれど、ソ連の俳優なんて誰も知らないから人物関係が把握できる人は少ないと思います)、ウルガ、マルチェロ・マストラヤンニが出演していた黒い瞳など名作多数。
 比較的最近の彼の監督作品ではあのアメリカ映画の名作十二人の怒れる男をリメイクした12人の怒れる男がお勧めです

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