褒めまくる映画伝道師のブログ

映画の記事がメイン。自己基準で良かった映画ばかり紹介します。とにかく褒めることがコンセプトです。

映画 ジェミニマン(2019) 驚異の映像を観ることになります

2022年04月03日 | 映画(さ行)
 先日の米アカデミー受賞式の時に、司会者に妻のことを弄られて怒ったウィル・スミスが司会者に平手打ちをぶちかました。俺なんかは流石はウィル・スミス!自分の妻が精神的にダメージを背負わされるようなことを言われて、黙っていたんでは男が廃ると思って、ウィル・スミスの行動を絶賛していた。そして、やはり暴力を行ったことに対してアカデミー主演男優賞受賞時には涙を流しながら謝っていたが、なんだかんだ言っても暴力はいけない。謝罪したウィル・スミスに対して、俺なんかはあの状況でよく謝ったよ、と思いますます彼のファンになったぐらいだ。
 しかしながら、アメリカではあのウィル・スミスの行動に批判が多いし、アカデミー会員を剥奪されるなど、ペナルティーを背負ってしまった。しかし、人を傷つけるような最低な冗談をほざいた司会者に対しては、今のところはお咎めなし。確かに暴力はいけないが、言葉の暴力でショックを受けている人もこの世の中にはたくさんいる。この世の中は何かが狂っている。だいたい、飲み会で参加者を騙してピンハネしている奴が、議員になって市民の税金で報酬をもらっている世の中が存在していることが、正気の沙汰じゃないだろう。

 さて、話が横にズレまくったがウィル・スミスで思い出した映画が今回紹介する映画ジェミニマン。映画俳優歴としては既に30年近くになると思うが、出演する作品は軒並み大ヒット。ドル箱スターと呼ばれるに相応しい活躍をしているので、今後の彼の映画俳優としての活動が心配だ。その中でもジェミニマンは比較的最近の作品であり、50歳を超えてまだまだアクション映画で頑張る姿が嬉しい作品だ。ちなみに今回のウィル・スミスの役だが、他の映画でもよく見られる引退を決意したヒットマン(暗殺者)。もう既に72人も殺してきた凄腕スナイパー。どうせなら100人を撃ち殺してから引退しろよ!なんて思ったりしたが、本作の台詞にも出てくるが、良心が芽生えてしまうと、暗殺者としてはもう潮時。そもそも溺れそうになった経験から水が嫌いだったり、蜂アレルギーを持っている弱点がある時点で暗殺者として失格だと思ったのだが、完璧な暗殺者が主人公よりも弱点を抱えている暗殺者を主人公にした方が面白いということに気付いたキャラクター設定は確かに本作を面白くした。
 そもそも、引退を決意したヒットマンが何かと妨害されるというのはよくあるストーリー。しかし、この映画が超面白くさせているのが自分と戦う相手。しかも、超驚きのアクションシーンを見せてくれる。

 それでは簡単にストーリーの紹介を。
 ベルギー、リエージュにおいて。高速列車が走っている乗客の中に居るテロリストを狙ってDIAに所属する凄腕スナイパーであるヘンリー(ウィル・スミス)は、その時が来るのを、準備万端で待っていた。高速列車がトンネルに入る前に作戦成功で、テロリストを殺すことに成功。しかし、ヘンリーは運が悪ければ全く関係のない少女を撃ってしまうところだったし、ターゲットの頭部を狙ったのに首筋に命中してしまったことに、ヒットマンとして自信がなくなりDIAを辞めて、暗殺者を引退することに決めた。
 しかし、ある日のこと友人のジャックに呼び出され、ヘンリーが殺した相手はテロリストではなく、分子生物学者であることを知らされる。その情報を知って以来、ヘンリーはDIAの暗殺部隊に命を狙われるが、女性DIAの職員であるダニー(メアリー・エリザベス・ウィンステッド)を巻き込み、元DIAのパイロットで友人のバロン(ベネディクト・ウォン)の協力を得て、バロンの自宅があるコロンビアに逃げる。
 しかしながら、ヘンリーの行動は何故かバレバレ。世界中で悪事を働く組織ジェミニのリーダーであるヴェリス(クライブ・オーウェン)はヘンリー抹殺のために新たなるヒットマンをヘンリーを差し向けるのだが、その新たなるヒットマンの正体は・・・

 実は相手のヒットマンは何と自分のクローン。しかも、23歳の若者だ。23歳の自分のクローンとハイレベルな戦いを見せる。特にバイクを使ったアクションシーンには驚いた。そして何より驚くのが、23歳のウィル・スミスのクローンだが、本物の人間が演じているのではなくて、実写ではないことを知って驚くだろう。実はCGで作られたようで恐るべき映像革新を本作で見ることが出来るのだ。動き、顔の表情、あり得ないレベルであり、本作を観れば、もう大スターに莫大なギャラを払う必要はない。いや、CGで偽物を作り上げるのに大幅に予算を計上する必要があるか。

 とにかくウィル・スミスが可哀想と思う人、革新的映像を使った映画を観たい人、自分VS若き23歳の自分といったあり得ない戦いを観たい人、戦争を利用して莫大な儲けを企んでいる組織があることに怒りを感じる人に今回はジェミニマンをお勧め映画として挙げておこう。

 監督はアジア人で最もハリウッドで成功しているアン・リー監督。アメコミ、文芸、ヒューマンドラマといった非常に幅広い分野で傑作を生みだしている名監督。お勧めは台湾時代の時の恋人たちの食卓、アメリカ南北戦争を舞台としたシビル・ガン 楽園をください、ワイヤーアクションをふんだんに使った任侠映画グリーン・ディスティニー、マーベル映画のブームを起こしたエリック・バナが主演のハルク、第二次世界大戦の日中戦争を舞台にしたエロエロ映画ラスト・コーション、トラと一緒に海を漂流するライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日あたりがお勧めです。
 
 

 



  
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競馬 大阪杯の予想(2022)

2022年04月03日 | 競馬予想
大阪杯の予想
 実績馬、登り馬などが出走してきて非常に興味深いレースになった。恐らく逃げるのは4番のジャックドール。1000Ⅿを1分を切るようなペースで逃げるだろう。外枠の15番のアフリカンゴールドが逃げ宣言しているが、いつも1000Ⅿ通過が1分1秒を超えている馬が、玉砕覚悟でそれでも逃げるのか?スタートからコーナーまでの距離も短いし、2番手、3番手あたりだろう。14番のレイパパレも昨年は雨中の中で逃げ切ったが、最近のレース振りを見ていると番手からは事が多い。こうなるとジャックドールには益々有利。大本命の昨年の年度代表馬6番のエフフォーリア。本来ならジャックドールを見ながらの絶好のポジションでレースを進められそうだが、どうも調教の動きが物足りないように見えた。ジャックドールのパースについて行けるのか、勝負所で動けるのかの心配が付きまとう。ここまで書けば俺の本命馬がわかるだろう。

◎ 4 ジャックドール
〇 5 アカイイト
▲ 6 エフフォーリア
▲10 ヒシイグアス
△ 7 ウインマリリン
△ 8 ポタジェ
△11 ステラリオ
△13 キングオブコージ
△14 レイパパレ

 俺の本命は4番のジャックドール。1000Ⅿを1分を切るペースで逃げながら、さらに残りの1000Ⅿでギアを上げてるのだから非常に相手にとっては厄介な馬だ。前述したようにこの馬のマイペースで逃げれそうだし、阪神の内回りコースと舞台設定も良い。5連勝の内容も完勝続きで、6連勝でモーリス産駒が更なる成長力を見せつける。

 対抗には5番のアカイイト。前走の金鯱賞は珍しく好位からのレース。最後ももう少し上手く馬群を捌ければもう少し2着のレイパパレとは差が詰まっただろう。さて、今回はどの様な作戦でいくのか。エリザベス女王杯の時のように、後方から大外を捲り一発か。しかし、この馬の持ち味は持久力のある末脚。逃げ馬が強力なだけに早めにスパートを掛けたいところだろう。しかし、展開的にはパテそうな馬が多い中でこの馬の持続力のある末脚は大きな強み。ジャックドールの脚が坂で鈍るようだと、この馬の出番だ。

 単穴には2頭挙げる。
 まずは6番のエフフォーリア。センスはあるし、実力は申し分はない。枠順も良い。後は調子がどうかなだけ。これぐらいの評価は必要。

 次に10番のヒシイグアス。昨年の天皇賞(秋)は調子が整わなかったが、香港Cではラブズオンリーユーとの叩き合いはこの馬の能力を示した。展開不問のレース振りは安定感はあるし、実はまだどれぐらい能力があるのかを見せていない部分に魅力を感じさせる。代打騎乗の池添騎手というのも心強い。アッサリ勝てるチャンスはある。

買い目 馬単軸1着流し
1着 4
2着 5、6、7、8、10、11、13、14(6番は厚めに買う)

買い目 馬単軸2着流し
1着 5、6、10(6番厚めに買う)
2着 4

買い目 馬単軸1着流し
1着 5
2着 6、10                      合計 13点
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