このたびは、、、日本の親交のあるイギリスの訃報に
敬意と 黙祷を捧げます。
孫たちに、、、伝えますが
婆ちゃんの生まれた時代には
女王陛下、フィリップ殿下を
知らない人はいませんでしたよ。
お美しいエリザベス女王様も
若き日には
日本にお出ましでした。
スゴイ人気で、、、日本中の女性は
しばらく,、夢の世界でしたよ!!
女王陛下の
若さと、、、威厳は、永遠であることを
お守りなさるお方だと、
明治生まれの母から聞きました。
イギリスは、40歳のころ
薬剤師の 仕事の延長戦で
イギリスの薬史学会に参加したことがありました。
セントメリーズホスピタルには
戦後のスーパーな薬効で、人々も救われた
かの有名な「ペニシリン」の発見者
フレミングの「青かびのシャーレが
病院の入り口のロビーに展示されており
そのガラスケースには
マジェスティックな
女王陛下のお写真とともに
フレミングの功績をたたえるお言葉が
英語で書かれておりました。
良いものを、、、イギリスで観れました。
薬剤師として、、、運が良かったと思いました!
この時も、、、その威厳を支えられていらした
フィリィップ殿下の
お姿が、しっかりと、、、影で支えられている
大きな威厳の感じられる展示でした。
そして、、、病院から
「ウエルカム,、、博物館に行きました。」
ロゼッタ石と同じ部屋に
フレミングの青かびのシャーレが、飾ってありました。
北海道に帰ってきて、
約史学会に発表しようかなと、、、
写真と説明書きをまとめたのですが、、、
北海道の薬史学会は
テーマが北海道にゆかりのモノだったので
控えてしまい
イギリスの、文化の進んだ一面は
私一人の思いでとして
贅沢な、体験をさせていただいた、、、
幸運の神様に
折に触れて、手を合わせ、感謝しています。
父も、、、イギリス医学を,学んだ
戦争前は、
宮内庁の方々の
健康を担当させていただいた
慈恵会医科大学の卒業生です。
女王陛下と殿下のお話を
幼いころから聴きながら
40歳になって
やっと、イギリスに行けた、、、感激が
甦りましたが
ロイヤルアルバートホテルに泊まり
早朝の、騎馬隊の厳かな早朝の行進に、、、見とれました。
ホテルのとかくには
ピータ~パンの像が立っている公園が有り
すぐ近くには、、、
王室の方の住まわれるお屋敷町が有り
門番の兵隊さんが、、、
「普通は入場できないのですが
イギリスが招いた教授の一行様ですから
ロイヤルホテルのお泊りですから
お通り下さい、、、と
丁寧に、、マナーを教えてくれました。
イギリスには、
三井物産に勤務していた父が他の従妹も
2年も住んでいた過去が有り
折に触れて、、、アルバムをめくっては
懐かしんだものです。
その後、、、今は薬剤師として
大学生を頭に
3人の父のなっていますが
むすこ二人を
高校生の時にイギリスの
語学学校に短期留学させました。
きちんと、、、「修了証書」をいただいてきたのですが
彼は、、、さっぱり、、、英語がダメで
話を聞けば、、、
出席カードだけ出して
昼休みには、、、ラムスゲートとか、、
ピカデリーサーカス通りとか
イギリス兵のパレードとか
午前中しか出席せずに、
授業は半分しか出なかったようでした。
「イギリスまで来て、、、教室の中に居たくないと、、、
英語は、、投げた!、、、
日本に帰ってから出来る。」
イギリスの思い出を心の財産として、、、
この経験が有れば、、、
人生の地味な毎日を頑張れる!!
あきれたことに、、、イギリスの、
兵隊さんと一緒に写真を撮って帰国しました。
今は、、、普通のサラリーマンとして
大学生を頭に、、、三人の男子の父として
孫たちの、
義務教育を終えたばかりです。
人生は、、、思い切って、、、
一つでも、、、「宝物になる時間」を持てば
頑張れる!!
制作だっていいし、、、
青春の思いでだっていい、、、
旅行だっていい!
イギリスの短期留学が有ったから、、、
地味で、堅実に、、、コツコツと
コツコツと、、、堅実に、、、
薬剤師の仕事に没頭できているようです。
日本人の、戦後の私たちにとって、、、
イギリスに行くことは
一生分頑張れる
経験をいただけて
その後は、、、地味な生活に戻れて
職務を果たせるという
そのような時代に、、、76歳の婆ちゃんの私は
せいいぱいの子育てにと、、、
海の無い羊が丘のふもとの
ちいさな、、、団地で
インターナショナルの教育は、自分からと、、、
頑張ったつもりなんですが、、、
立派な、、、力強い、、、がっちりと道産子の
ナイスガイが、、、育ちました。。
イギリスのパワーも
道産子の座りの良さには
「夢をみただけでしたが、、、楽しかった!」
「イギリスに行けたんだから、、、」
心に宝物を持って、、、
一生、、、粉まみれになって
一汁三菜のご飯さえあれば
働き続けられたから、、
、
王室の在る国の、、、
若者に与えるパワーは「夢の国」でした。
昭和の戦中に生まれた私たちは
本当に貧しい生活の中で
大胆な海外旅行を実行したと思いました。
心が、、、お金持ちになりました。
イギリスは、、、不思議な、、、
満足感がある御国ですね、、、
天寿全うされ
一瞬に神様の傍に行かれ
永遠の光になって
昭和生まれの私たちの
永遠の光となられました。
思い出とともに、、、
畏れ多いことですが
日本は、、、イギリスが大好きです。
心より、、、黙祷