京都不動産コンサル研究所所長の徒然草

ジャストアンサーやマンションってどうよで相談員を担当。又アマゾン書籍や宅建登録講習講師を通して後進の育成も心掛けています

空室ビルの活性化を

2010年06月14日 | Weblog
現状ビルテナントの空室率の悪化は
目を覆うものがある。

先日の新聞報道では、
大都市で新築未入居のビルも散見されるという。

ITの2000年問題はクリアーしたものの、
不動産の2010年問題は現実のものとなりつつある。

一時期いわれてた地域間格差や
物件的格差は大きな問題ではなく、
根底にあるのは絶対的供給過多問題ではないかと。

そしてオフィス需要の更なる減少縮小は
経済の低迷を再加速させるという負のスパイラルに陥る。

その意味で、
現在又将来にわたり有余る「不動産」の再有効利用が
不動産業界全体に求められている
喫緊の課題である。

対処案の一つの考え方は、
やはり時間と空間の使い方の問題ではなかろうか。
時空を超えた利用使用の考え方である
「ソフトオフィス」なる捉え方、
「ソリューションオフィス」
「形にとらわれないオフィス」は如何かなと。

枠に当てはめないオフィスの使い方である、
よりパーソナルに、
よりコンパクトに、
よりセグメント化する、
高付加価値商品に仕立て上げることはできる。

レンタルオフィスのお勧めである。

需要のあるところに適切な商品を提供する、
基本に忠実であるところに
ビル・地域の発展活性化があると確信する。
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/京都不動産コンサル研究所


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