京都不動産コンサル研究所所長の徒然草

ジャストアンサーやマンションってどうよで相談員を担当。又アマゾン書籍や宅建登録講習講師を通して後進の育成も心掛けています

これは見なくても良い物件なのになぁ・・・

2012年02月22日 | 収益マンション

久しぶりの物件情報を一件。

大化けの予定物件で、
築年数が古いとは言え1Kが16戸&店舗1戸。
入居は住居の2戸と店舗のみ。

遠方のオーナーさんが、
入居募集すると室内改装に一時金が必要なことを嫌い、
直近、募集活動をしていないという。

その理由の真偽は別にして、
現況での収益性はいくら売値が5000万円だろうと、悪い。
ただ、17戸の5000万円は、知る人ぞ知る、
実はその数字だけで安いのである。

こういうのは見なくとも、
1kであれば、
改装前の1戸当たりの収益性、
1戸当たりの改装費のMAX値、
立地条件、
値交渉の有無、
で全体像が見えてくる。

もし満室になれば14%程度はいくのであろうが、
築年数からは融資年数5~6年というところが問題で
このことが現金比率を上げざるを得ない
要因となっている。

そういえば最近は
この類の物件が多いのは、
耐用年数MAX35年の鉄骨系物件が多いことに起因している。

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/京都不動産コンサル研究所


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