京都不動産コンサル研究所所長の徒然草

ジャストアンサーやマンションってどうよで相談員を担当。又アマゾン書籍や宅建登録講習講師を通して後進の育成も心掛けています

空き家相談隠れ第1号は・・・

2016年05月13日 | 空き家条例

京都市空き家相談員登録に当たっての研修・試験・
面接と相前後して、実は、相談案件が1件進行していました。

その相談者とはお互い異業種であるも独立後30年来の旧知の方。
最近の空き家条例がきっかけとなり
実家の空き家に親族のスポットが当たったという。

具体的なことを相談したいという依頼から始まり、
私共の家屋の解体、周辺地域のハザードマップ、設備配管調査等
さまざまな調査の結果報告後、
考えられないような瑕疵を発見しました。

にもかかわらず、
たまたまご自分のネットワークで
買主業者さんを自ら探し当てて来はりました。
高い値段での売買に同業者ながら同情の念を強くしました 笑

不動産業者へ売る場合は重要事項説明は要りません。
不利な事象があっても業者の自己責任です。
売主である旧知の方も意を強くし
売却となりました。

私共が仲介業者として仲を取り持つということであれば、
事実を包み隠さず説明する責任があります。
しかし今回は売主エンドユーザーのコンサルティング
ということで売主サイドで縁が切れています。

買主業者の健闘を祈るほかありません 笑
そして、改めて「空き家問題は実家問題」を
再認識した次第です。


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