枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

遷りゆくもの

2011年01月13日 | Weblog

 今朝は、殊更に寒かった。なんと窓が凍りついている。ストーブを点け、カーテンを開けて、思わず仰け反る。ひぇ~!ちゃぶぃ・・・。原因は、炊飯器ですが、湯気が凍っているのだ。弁当を作るので、ご飯が要る。しかし今朝の寒さです。昨日、枇杷葉に霜除けをしておいてよかった。自然の生き物も、暑かったり、寒くもあれば命を落とすのは、摂理であるのか。

 銀河は、小さな頃から、家の中で過ごしている。以前は、犬も飼っていたので、とても怖がって、尻尾と背中の毛を逆立てていた。時々脱走したが、今度は迎えに来て。と鳴くばかりである。娘が大学生の頃で、帰宅時間に合わせるように転がり込んだ。さぞや怖かったのだろう。以来、外出は控えている。猫の姿はしているが、鏡の前では錯乱する。

 きゃあっ!これは何よ。何物なの?ぎゃあっ・・・うぎゃぁ!え?あたしなの???と、喧しい。自分が猫とは認めない。寝姿は、人間の子どもにそっくり。孫と同じように眠っていた。最近は、歳をとったせいか、私の膝にも上がれない。あげてちょうだい。と、うるさい。その内に居なくなるのだろう。覚悟はしているが、十何年も一緒に暮していると、情が移ってくるかな。

 子どもたちが居た頃、故郷に行けば、ミケが居た。鼻筋の通った三毛猫で、尻尾も長く綺麗だった。代々、猫の名前はミケで、初代のミケは鼠は愚か、雀や鳩を捕ってきた。ある時には雉を持ち帰った。口に咥えて、祖母の姿目掛けて一目散である。祖母は、入り干しと換えてやっていた。祖母は、雉の毛を毟って腹を裂き、竹串に刺して、七輪に火を熾し、塩焼きにしてくれた。

 我が家の庭に、ヒヨドリやら、雀やらがやってくるが、銀河は知らん顔である。近所の猫か野良猫かが狙っている。この時期、鳥は美味しい。醤油を付けて焼くのも美味いが、塩だけも乙な味だ。天然の物にしかない味がいける。だが昨今は、鳥インフルとかで、誰も捕らない。でも、我が家に飛来するのは、枇杷葉の花芽が目当てなので、心配はいらない。

 今度の休みには、ドクダミの根を掘らなくちゃ。今週辺りから大荒れらしいが、そういう時だからこそ、薬効もいいのだろうか。あの独特の臭いも薄く感じる。ドクダミは、夏場の花の咲く時期もいい。しかし臭いとは対照的に、白い可憐な花であることか。消臭効果がありますよ。寒中のドクダミは、お茶で飲むと甘いです。勤務先に持って行って飲むかな。

 軒下までの丈になった枇杷葉です。淡路田中です。サンタさんの枇杷葉に決めました。今年は、花芽をつけてくれるかな?サンタさん、依頼があればここから採って送りますよ。

コメント
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