寒中の宇宙は、澄み切っていて、昴の輝きが冴えているんだが、ここのところ、夕刻は雲ってしまって、木星が光るばかり。どんよりとした宇宙が広がっている。また、日中は晴れて、風も微風なのが気になる。この寒さの中で、地震が起きたら・・・。考えるだに恐ろしい。けれども事態は、予測していない時に起きる。
地球が生んだ正義はマグマ。という漫画もあるが、実際にはあり得ないだろうし。最も、マグマが正義でも、それが暴れたら、地球は焼け焦げる。先手も打てない。どうあっても、自然の前にも、後にもなす術がないということか。知恵と勇気とで、先人達の生き方に学ぶしかないのだろうか?生きることは、試練に違いない。
昨日は、その前からの体調不良で、帰宅するなり、梅干とご飯とで夕食を済ませ、湯たんぽを替えて、そのまま布団に潜って寝た。体温は37.4℃だった。眼が覚めたのが午前0時過ぎ。この時点で、ブログは断念。トイレにだけ行き、再び布団に潜る。はっきり眼が覚めたのは明朝9時だった。熱は、36.5℃でした。
午後からの出勤なので、グダグダしつつ布団に居た。銀河は、毛布の上で眠っていた。よく知っているもので、私がしんどい時には、できるだけ避難している。前日には、枇杷酒はむろんのこと、咽喉が痛かったので、金柑酒と、アケビ酒もなめた。だが、仕事に行ったのがまずかったようだ。やはり養生が健康でもあるようです。
今回、思いの外、金柑酒が効いた。それと、孫の鼻水の薬が以外に効いた。耳が痛くて、中耳炎になるかと思ったのが、痛みが引いて、鼻水も止まった。枇杷茶をガブガブ飲み、咽喉がカラカラになるのを防いだ。最近は、花芽茶にしている。我が家にあるのは、差し上げた残り物ですが、よく効きます。捨てないでよかった。
人様に差し上げるのは、綺麗な箇所だったり、たくさん入れてあげたりします。けれども我が家で飲むのは、残り物でも成分は同じですからね。最も、私が信用できる所から戴いて、それを信じてくださる方に、お送りするのであって。実際、こういう信頼関係が難しいのでしょうね。お礼云々よりも、症状が軽くなった。と、聴くととてもうれしい。
祖母も、そういった人でした。薬草をいろんな種類採っていて、誰が何を必要としているかとか、どういった物がよく出るか。とかを心得ていて、無駄な採り方はしなかった。来年の分は必ず残した。自然の恵みを感謝して、自分の利益だけでは考えなかった。私も、料金は頂かないようにしている。しかし、お礼の方が多いので絶句。
まあ、自分の所にあるものだし、遠路はるばる出かけるのでもなし。問題は、持って帰ってからで、木から葉を取り、切り、箱詰めにする作業が延々とある。この時点で送っていい。という奇特な方がおいでなら、喜んでお送りいたします。今年は、お茶パックに詰める作業は省略し、葉を切る段階で止めた。
冬の花芽の咲く、我が家の枇杷葉。緑が鮮やかに彩り、ほのかな芳香が漂う。癒しの空間です。佇んでいると、異空間へ彷徨っていくようです。