今日は、雪花の舞う寒い日でした。友人が仕事を辞めてしまい、暇を持て余しているとかで、ちょっと会うことになった。おしゃれをしようにもこの寒さに、風邪を引き込んでも拙いかと厚着をして行った。というか普段着である。まあ、車での移動だし、暖かければ好い。暖房もあまり利かせてないから、外の風を遮っているくらいの暖かさですが。
友人とお茶を飲みながら、枇杷葉談義をする。友人の今更ながらのコメントに笑いながら、花粉症の対策に、枇杷葉茶が効果的なことに熱弁を奮う。この時期の友人は、瞼の上に瘡蓋ができたり、目脂やら、クシャミやらの大騒ぎの連発。それがすっかりなくなっていて、本人も首を傾げる不思議さである。まんず、よかったべ。
友人のお孫さんが、先日、手を打撲したのだそうだ。手の甲が腫れあがって、ズキズキとしたらしい。友人はそこに枇杷葉の焼酎漬けを貼ってやり、医者に行くまでの応急手当をしたようだ。もしや骨が折れていては。と受診したが、もらったのは湿布薬だけで、学校には見た目が悪いので行くが、家では枇杷葉を貼っていたと言う。
枇杷葉を寝る前にだけ貼っているらしいが、数日後痛みがすっと消えたそうだ。腫れも治まったそうだ。切り傷や擦り傷には、エキスを塗布するので、葉が余ってしかたなかったのが、こんなことに役立った。と話す。そこで、私の場合は、葉が必要で、エキスは然程いらないことから、次の休みに持って行き換えることにした。
我が家の場合のエキスの用途は、散布液にするのだが、腰痛には葉がいる。世の中、持ちつ持たれつでちょうどいい。枇杷談義にお店の方が、聞き耳をたてていたような気もするが、帰りに花木店に行くと、枇杷苗が置いてある。品種は田中とあったが、葉が気持ち小さいし、30cm弱で¥1,280であった。
店員さんに話をしたら、効能を知っておられた。母上が枇杷葉酒を飲んでいられるとか。なるほど、私の思いつく効能も教えてあげた。我が家の枇杷苗も、何処彼処で元気に育っていればいいが。この時期の移植がいいようですよ。寒中というのは、植物の休眠状態で、植え替えに適しているのですね。
我が家の枇杷葉だけが、花芽の鈴生りかと思っていたら、何処も同じだそうだ。枇杷にも生り年と、そうでない年とがあるようだ。それでも、今まで花芽のついていなかった箇所につけば、やはり格別にうれしい。東側にある茂木赤枇杷に、寒冷紗を脚立をしてかけた。まだ5枝残っているが、曲げれば折れるし、息子でないと届かない。
今年のお正月に撮った南側の、茂木枇杷。この後、寒冷紗をかけた。今日は、中の下の方に、もう少し足してみた。半年先が待たれます。