花芽茶を収穫したが、保存に頭が痛い。我が家の収納能力には、限度があるのだ。3Kgは、焼酎に漬けよう。種と同じ杏仁の香りがするので、化粧水に使おう。知人が、折角持って来てくれたのだ。本当は、実が生って、種でほしかったのだが、こちらの都合ばかりも言えない。保存方法を考えればいいのだ。
花芽茶で飲用する、と言っても、1年間の1人分は精々が15パック。私のは、多めに入れてあるから、これくらいで飲んでほしい。我が家での場合は、12日から15日で1パック。最も花芽茶だけではなく、枇杷葉茶も淹れている。ストレートだったり、ブレンドしたりで飲んでいる。季節にも依りますが・・・。
化粧水は、1年間を通じて、風呂上りには全身に塗布するし、内臓の疲れや、疲労回復に用いる。エキスが肌を艶やかに、すべすべにする。嗽にも効果がある。目脂、結膜炎、痒みにも効き、2ℓでは足らない。切り傷や擦り傷、ひび割れには枇杷葉エキス。花芽や種は、顔の部分に使うことが多い。
何れも、根気佳く塗布すること。然し作っておかなければ、泥棒が入っての縄綯いになってしまう。備えあれば憂いなし。まさに枇杷葉のことです。風邪を引いても、熱が下がり、平熱よりはちょっと高くなったが治る。気迫かな?いや、根性かな。熱でしんどく、動きたくないのを、病院まで歩く気にもならないでしょ。
風邪は、膳の下。と言い、お粥と梅干で治る。温かい物を頂き、体をリラックスさせて休むことです。今回、風呂は3日入りませんでした。でも、枇杷葉のお蔭で、臭いは殆どせず、ちょっと顔が赤いくらいで済みました。自分の体がしんどい時、混雑する場所に行こうとは思いません。挙句、待たされるのも厭です。
仕事を休もうかな?とも、頭を過ったのですが、神さまはよくしたもので、無事に職務をこなさせてくれました。やはりその気になれば、風邪は退散する。太田胃酸ではありませんよ。胃酸といえば、風邪の引きかけに、胃腸薬を飲むといいのですね。食欲が減退したり、だるかったりは、体の危険信号が出ている証拠ですから。
庭の寒肥もやったし、枇杷葉茶も花芽茶も作っているし、節分が来れば、立春ですね。でも本来の寒さは、この油断した時期にあって、早春賦とはよく言ったものですね。この時期が、花粉症に対抗できる最後のチャンス。しっかり嗽や手洗いをして、枇杷茶をペットボトルで持ち歩きましょう。
お正月の日溜りの枇杷葉。太陽の陽射しを、軟らかく浴びていた。宮城道夫の『春の海』が聴こえたようでした。