枇杷の葉なし

枇杷の生育や、葉・花芽・種のことを日々の生活のなかで書いていく。

寒波・・・

2011年01月14日 | Weblog

 今年の寒太郎は、あちこち飛びまわっていますね。雪男は現れていませんが、雪女は上空を舞っているようです。孫のランドセルには、大きな鈴がついている。聞けば、なんでも熊避けらしい。え~!!鹿や猪なら出てくるが熊?ここら辺で出没するの??と、思ったものの、学校や親や当の子どもは、遭遇したらば怖いだろう。でも、熊にしてみたら餌がほしいだけの気がするし、冬眠中よりは、春先の方が危険なようにも思えるが。

 寒さの中に、クリスマスローズの蕾が膨らんでいて、たくさんついているのが見える。先日には、寒肥を入れた。ブルーベリーにだけは控えて、枇杷葉の葉や、お茶の煎じた後のを敷いてやった。石灰を入れたのが効いたのか、どの草木も青々としている。孫が手伝ってくれた。糠が葉にかかったのを払ってくれた。狭い庭の中なので、入れるのも少しで済む。

 その殆どが枇杷葉で、苗をあげたというものの、十数本はある。梅や桑、山茶花に椿。紫陽花や薔薇がある。リラの木もあるが、中々花がつかない。芍薬は肥沃なのだが、この花の姿に惹かれて、白と淡い桃色と、濃い緋色がある。枯れた葉が根元に残ってい手休眠中。ドウダンツツジや海棠も、その季節には見事な花を咲かせる。

 昨年、猛暑に種から発芽させたパンジーは、たくさんの蕾をつけ、日溜りにまどろんでいるが、この寒さにちょっとびっくりした様子。夏枯草が、青い葉を広げている。ドクダミは、地中深く眠っている。寒中の時期には深閑としていますが、立春を待てば紅梅と白梅が咲く。今の時期は、唯一枇杷葉の花が咲いている。

 白い5枚の花弁に、中心と鍔は薄茶色で、その馥郁とした芳香は、木の下に立てば心地好く、離れていても漂う匂いに心は和む。母への慕情のように、心に染み通り、故郷への思いに心を駆り立てていく。枇杷葉の花には、今も昔も、生まれた瞬間の、新しい命への祝福が込められているように思うのだ。

 年末の雪に、震え上がった枇杷葉。この後、寒冷紗をかけ、雪と霜除けをしました。

 

コメント
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