図書館からの連絡メールで、書籍を借りに行く前、水遣りをしながら、夕立があればと願いつつ出掛け、窓に当たる雨粒を、多少の期待でいた。自宅に近づくにつれ、雨脚が凄まじく、駐車場に着いた途端、耳をつんざく雨に。枇杷葉の傷んだ葉を取っていたが、止まないので傘を出す。
出窓になっている箇所が濡れており、慌てて窓を閉め雑巾で拭く。洗濯物を軒に引っ込めて安堵していたら、凄まじい轟音のような雷が一発・落ちた。すばるが飛び上がって、傍に来て見上げるのを抱き上げる。パソコンを開けて、ブログの更新にかかったら止み、先程の雨が嘘のように。
夕立。と言うが、まさしくと納得した。雷は、遠雷に転じている。瞬間移動したらしい。昨今の事情で仕方ない現象だが、冷房での湿気や温度の調節をすると、室外に放置された温まった物が、地表を這い、上昇していった結果、自然破壊へと繋がって、被害を甚大にする。人類が蒔いた種。
沖縄は、日本全土の0.68%なのに、その7割が基地である。謂れのない強制での、土地の没収に、何の権利があって、基地を拡大して、アメリカの言い成りになるんだ?政府の答弁にも大いに疑問を感じる。沖縄に基地が無くても暮らしていける目処を、命を懸けて行った翁長県知事に黙祷。
中電が、島根原発を再稼働させようと、根回しをしている。安心も安全もなく、単なる負担だけで、住民の電気代が安くならないことを、言い訳にしているが、ソーラーシステムの導入で、電気を買う羽目になり、焦っているとしか思えないのだ。新しい原発も、再稼働も要らないのは周知。
青森県の六ケ所村での、プルトニウム保管所の映像を見たことがありますか?現地に行くと、数値を測り切れない針が、狂ったように踊るのです。プルトニウムは、再使用に至って、保存にも処理にも、莫大な国民の税金が当てられます。赤字国債は増える、放射線も消えない。人類は愚かな集。
枇杷葉の葉が、酷暑に焼けて爛れている。虫も異常発生の年かも、と葉の状態を見ている。ウンカも稲にいるより、枇杷葉がいいのか、飛んで来ては液を吸っている。水遣りが大切なのは、追い払ったり出来るからで、自然の掟には従うのも、共生の可能性へと繋がる。夕立から1時間経過する。
新緑が美しい初夏の季節。山の到る箇所に、白い雲が懸かる。栴檀の花は、まるで雲のよう。