勤務をよく考えておけばよかった、と後悔先に立たずであった。一昨日からの観望なので、比較的数の多い時間を狙う。真夜中から午前2時にかけてなので、見つけるのも容易い。痕が残るのも観えて、一人で叫ぶ。見応えのあった時間を堪能して、就寝したが、今朝は早出勤務。眠い・・・
日本の湿度の高さに慣れていた心算だが、暑さとのコンビでめげてしまう。夕立で天はきれいだったが、暑さは増して疲れで眠れない。扇風機をタイマーにしておいたが、自然の風は違う。ちょっとくたばりそうな、ヘロヘロの体たらくであった。勤務先も暑いし湿気が籠っているのに閉口だ。
すばるの後を追うと、涼しい場所への移動なので、感心してしまう。毛皮を着ている割には、辛抱しているようだ。それからいくと、人間であることの贅沢を反省する。服を着ていて、文句を言うのだから、どうするんだ?着ぐるみなど、絶対に被れないよ。一億円もらっても厭である。熱死。
白桃も最後になって、少し分けてもらう。有り難いことである。黄桃は少し先になるようで、こちらが待ち遠しい。缶詰でなく食用なのだが、これが甘くて美味しい。たくさんは要らないが、季節を感じる。日持ちも良く、缶詰とは違い、自然の甘さが堪らない。葡萄や梨に比べて知らないかも。
我が家で、通草や李、林檎が生りだすとうれしいのだが、樹はあるものの、これが一向に花が咲かない。咲いても、食べるまでには至らず、気落ちするばかりだが、奇跡が起きることを祈って、せっせと育てている。気の長くなる話だ。10年後、生きていられるのかも紛らわしい。息子は無関心。
昼寝から起きて水遣りをし、行水をして着替えた。多少の風はあるが、蒸し暑い。遠くに雨雲が見える。暑いなぁ、とぼやきつつ扇風機の作動を強に。一年中が暑い訳ではなし、と思い諦める。寒さも、日本の四季に合う摂理で、運行されていることを考える。人間は何と弱いのだろうと反省する。
庭では既に虫の合奏が始まっている。桔梗が、次々と開花しており、涼しらしい。朝顔が中々咲かない。夏の前半は良かったが、中期が雨ばかりで、湿気も凄かったから、狂ってしまったのかも。日本の四季に応じた草花が、折々に咲いていればいいのだが、最近は異変が起き、花を愛でる感覚が。
天が、夏の様子になると、南ではオリオンは隠れて、サソリが這い出す。天の川も流れていく。