天気になぁ～れ！

　レナード彗星が急接近しているのを観たい想いでいるが、明け方となると根性が足らない。夕方には金星もあって絶好ショットを、これが曇ってしまう。日中には曇っていても好いから、ほんの僅かな時間を観させてと祈る。写真を撮っての方は、既に長い尾までを載せていてため息が出る。何億光年向こうから。

　谷川俊太郎さんの詩集に、二十億光年・・・というのがあるが宇宙の果てにも年数にも気がとおくなる存在。永遠の命があれば生きられるのかも知れぬが、その空間を独りで過ごせるのだろうかとも想えてしまう。手塚治虫氏の火の鳥を読んでいると、猿田彦が永遠の命を与えられて孤独に苛まれる呟きがするよ。

　今朝は昨日今日と、お弁当の配達で連日なのを重ならないようにした。酢豚・小松菜の浸し・大根とサラダ菜のサラダ・ウインナー。小松菜は先に切っておいて茹で、鰹節と胡麻に梅肉を混ぜた物。大根は下ろして少々の塩を馴染ませ、サラダ菜を千切って入れてマヨネーズ。ウインナーはトースターで焼き辛子。

　何しろ￥300の内容なので、5品目を詰めれば収まってしまうが分量的には多いらしい。酢豚にはピーマン1つを入れてます。配達は午前中の約束なので（昼食時間に間に合うように）しており、きちんと届けている。総菜屋で買えばあるのだが、味に飽きてくるらしくカップラーメンの方が好いと云われてなので。

　毎日の配達でなく、1週間に2・3回のことなのも都合よく受けた。葱・玉葱類が嫌いと釘を刺されているが、すき焼きやカレーは別問題。お寿しは茗荷も青紫蘇も大好きなので、評判が良くて度々作る。巻き寿しも稲荷も3人前は平気と云うので、何時も大目に作って持って行く。冷凍し解凍して食べているそう。

　お寿しなんて誰でもできるわよ。と言ったらブロ友さんのikutyannさんに、沈まれてしまいやり方を書いて納得して貰った。飯ぼうで作ったら、お連れ合い様に美味しいと好評だったらしく笑顔になれた。わたくしでも枇杷葉の他に役に立つこともある、と妙にうれしくなった。腕前をきっと控えていたのですね。

　おもてなしには、お偉い方へのことと勘違いされそうだが身近な存在にされてこそだと思う。失敗しても捨てちゃわないで、待てよと閃きが浮かぶので一手間や工夫を惜しまない。そりゃありますよ、わたくしにだって失敗が多く・多過ぎるか…。それにめげないで次の時に生かせばいいと気づけたのが良かった。

　そうしてみれば、ブロ友さんの料理に詳しい或いは何気ない工夫を載せている方に感謝です。そこからのヒントを元に、自分なりのやり方でしてみるのが大いに学べている。コメントも書かせて貰うが、丁寧に返事も下さって有難い。苦手な分野もあるので、其処はめげる前に飛ばしている。13日は手巻き寿しに。