コンサート開催で

　小椋佳さんのコンサート・独演を数日続けて聴き、たっぷりとエネルギーの充電ができたのもうれしい。中でも、名もない魚の哀切が胸に沁みる。月に恋した魚、海に郵便ポストがあるのかしらん？手紙になってしまった魚は今でも漂っているのでしょうか。ヒットはしなかった曲だが、生き物の気持ちになれば然もありなん。

　沢田研二さんは、ザ・タイガースの時には格好良過ぎて何となく敬遠してきた。還暦を迎える頃になって、親しみが持てるようになったのは小父さん体型から。巷の友人には不評で、肥っているじゃない・ジュリーとは思えない。人間の丸みと云うのか、されていることへの取り組みにも心が動く。脱原発に大いに関心がある。

　リエさんは、編集者であり作家でもあるので年末の多忙さは想像できない。先日はルドルフ・赤い鼻のトナカイを注文したが、クリスマスが近いので読み聞かせに行っているとか。先月の下旬には沖縄に飛んでいたらしく、お土産を送ってくれた。仕事がらみなのもあるが、コロナ禍の納まりを待ってのこと。足が心配ですわ。

　リエさんとは、児童文学からの繋がりだが大勢の集まりで何故か眼を惹いた。以来、電話を掛けたり遊びに行ったり、泊めて貰ったりで多大な迷惑を。お連れ合い様やご子息も何時も大歓迎してくれ、朝食時には美味しい珈琲を手ずから挽いて淹れてくれる。むちゃくちゃに気使いのあるやさしい夫様なので、恐縮頻りとなる。

　枇杷葉でのきっかけなのもあるが、よくもまあここまで続いているものと有難い。勤務先の出版社では、わたくしの送る枇杷葉が人気・評判が良いのか皆で分け合っているらしいが。今年は大量に生ったので、リエさんには無論だが会社宛てに何回も。着払いなので有難く、こちらとしては大いに捌けてたすかった。類は友を。

　ブロ友さんも、数人に連絡がついての発送となったが返礼に吃驚した。こちらは家にある物だし着払いでの了解なので、こんなに頂く訳にはいかない。気持ちが伝われば充分だと想うのを、更なる負担を強いているようで心苦しいのだ。中でもうれしかったのは、豪華な蘭の華でうっとりしてしまった。大切に育てての華なの。

　或いは独り暮らしを心配して、ちゃんと食べて欲しくての贈り物にもたまげた。皆の気遣いは半端なくうれしく涙が溢れる。昨日痩せたことを書いたけども、食事はきちんと摂取してますから安心して下さいね。ワインも偶には飲みますし、楽しい時間も持てていますので。何分独りなので沢山だと恐縮ですし、すばるまでとは。