中空の虹・・・

　この処頻回に各地で起きている地震だが、虹の観え方で分かる。但し、詳しくは書けないし云えもしない。それとなくの記載をしておき、気づく人は稀だ。案じることはない、今後にはもっと煩雑に起きるだろうし、規模も広がる。だからこそ原発の再稼働はしてはならないのを、止むを得ない云々で決めてしまう。広島と長崎の原爆で懲りればいいのを、他人事と捉える。

　枇杷葉の実を捥ぎ、箱詰めにして郵便局から発送した。予め切手代を貰っているのと、職員さんの態度が丁寧なので持ち込む。今朝はいつも通りに起床したのだが、呼吸ができ難い状態になりこれは動けないと横になる。これまでにもあったことだが、今回は緊急事態。不測の事態であり、予期していたことでもあるので慌てずの対処をしよう。身体が冷え切っているのだ。

　明日にはリエさんに、木曜日には約束しての方にと其々に贈る予定でいる。昨年よりも味が濃厚で果汁がたっぷりなのも、殊更にうれしい。ノハラさん、どうしておいでかな？更新が止まっているのと訪問も途絶えて。自分の損得だけで付き合うのは簡単でいいが、何だか違うとの考えは世間では通じないようですね。野鳥の声が姦しく、枇杷葉の実を狙っているんです。

　郵便局からの帰りに、合歓の花が道路脇に咲き出しているのを見つける。あのやさしい姿と色あいが、僅かな風にそよいでいるのは梅雨空を華やがせる。明日は夏至で、その10日後は半夏生となる。暦での呼び方しか知らなく、堀文子さんの絵を観て新鮮な驚きだったもの。最近は、ブロ友さんの掲載写真でお目にかかることが増えた。笹百合にも、幻想的な想い釘付け。

　今日もブルーベリーを籠に採り、冷蔵庫に保管しては戴いているが有難いこと。ようやく半分の収穫なので、明日以降も続くの。小さな粒でしょ？籠を受けてでないと落ちたら探せない。住い環境なのか、暑さは感じないし凌ぎ易いのは枇杷葉のお陰かな。部屋中を網戸にしていれば風が渡ってくるのが心地良く、扇風機さえ要らないので冷房は点けず田舎では勿体ない。

梅雨入りした途端に

　雨が降りません。満月前後には降ったのが、16日以降はさっぱりなのだが晴天でもない。先日の冷房での不調がひびいて、息が出来ない。神経を圧迫しているようで、枇杷葉茶の温かいのをゆっくりと飲んでいく。今朝は銀梅花が咲き出し、やさしい匂いに深呼吸する。燐家の洗濯物の臭いがしてきて、ため息が出る。洗剤会社の売れんかなにはほとほと辟易する。香害なんです。

　人間には体臭があるが、枇杷葉茶を飲用するようになって失せてしまった。枇杷湯も毎晩浸かるので、角質は剥がれるし肌は艶やかでアトピーは消えた。夏に汗をかいてもべとっとしなく、あの独特の臭いがしない。消臭スプレー等とんでもないことで、肌が傷むし不快感が増す。個人の好みなので一概には言えぬが、無臭でもない。足も枇杷葉のエキスで快足、疲れ知らずなの。

　井上靖・我が母の記。どこにでもあり、何気ない家族の交わりや心の底に溜まる想いを俳優陣が演じている。役所広司さんと樹木希林さんだから買ったが、監督も佳かった。原作が先であり、しろばんばを読んでいたからでもある。NHKの少年ドラマシリーズ、下村湖人・次郎物語としろばんは妙に印象深かった。敦煌もだが、蒼き狼も迫力があって一気に読める。本は好いねぇ。

　人其々に趣味も違えば、思考も異なるから愉しいこともそうでない場合も生じて来る。そういう多面性を持ち合わせているからこそ、自分にはない部分に惹かれることもある。本からの知識が大部分なのだが、認識の違和感も否めないもので思考にも依ろう。新発見であったり、意見の相違もあると思ってもいる。個体の選別は、自分判断では無理なことが多いのではとも思えて。

　今朝の新聞での4コマ漫画に苦笑した。桜田一家の日常だが、非現実的な内容もあって楽しめる。水車小屋のネネも終わりに近づいている。できれば歴史小説を載せてくれないかと、読者の一人として思えるが書き手がいないのかな。紙面も改良されているし、読んでいて学べることも多いが購読者数が少ない。新聞代は上がり、光熱費や物価も上昇の一途で金持ちにやさしい政治。

碧い水底・・・

　気分はブルーベリーで、バッタが齧っているのを口に入れれば甘い。良く知っていると感心しながら採っていくが、昨日に続いて笊に一杯となる。食べ切れなく、タッパーに入れて冷蔵庫に仕舞うがどうしようかな。ジャムにと思うが、できれば生が美味しいので詰め込む。昨年まではちらほらだったのが、今年は半端ない。堆肥には糠と塩で、化学肥料も液肥も施さないが有難い。

　微生物が土を掘り返しているので、カブトムシもいればミミズも蛙さえあちこちで見かける。どれを捕って何を残したら好いのかが分からないから、自然に委ねているのよ。神さまは、そこに必要とされるから与えてくれるのだ。自分の物ではなく、分けて貰える命を戴けることに感謝なら腹も立たない。貧乏は恥ずかしいことではなく、与えられた物を独り占めがさもしいのよ。

　今朝の庭徘徊で、蕾が綻んで来てようやっと気づいた。蛍袋じゃない！秋海棠も発芽したし、ビロード草は別名がフランネルと言うとか。植えた物ではなく、何処ともなく飛んできて咲いている。薔薇も、そこら中を咲かせたいのだが、枇杷葉が主役なので狭いなりに愉しんでいる。刺し芽もしているので、増えてくれればそれでいいのだよ。無理も無茶もしないのが好いんだ。

　一定の地域であったり、指定されての品種は業に出かけてまで観なくともよい。近場のブロ友さんが、写真と解説つきで載せてくれるから満足です。絶滅する原因は、思慮分別の乏しい観光客の無謀さがもたらせる。個人的には、場所は秘匿厳守であるのが好いなと思える。だが原発は違う！東電と国の責任は逃れられないのに、裁判官の思考を疑う。裁けるのは神だけだと…

　最近頓に、厭な不遜な夢ばかりを視る。眠りが浅いのか、闇を彷徨うことが多く何度も氷の冷たさの刃を突きたてられる。声をあげることさえ適わず、鮮血が飛び散っていくのに死ねない。意識が遠のいても、魂が肉体に戻り蘇るのを繰り返す。あの残像が忍び寄り自分の悲鳴で目が覚める。弥勒の傍に往くには、未だ遥けき路のりが待っていることの暗示で険しく遠いとも。

初採りに

　自然界の掟には、種や諸々の作付け準備を行うのに満月までとしている。無論それに伴う、気温や地域での環境でも異なる。満月を過ぎると収穫になり、逆算しての熟れ具合や育ちを考えて収穫する。暦の活用にも、月の満ち欠けや潮の関係も大きく係わることはご存じと思う。そういった自然の廻りを壊すことなく活かして、食卓を潤せる方法が地球や人間にもやさしくていい。

　然し乍ら生産者の気持ちと、仲介者や消費者の思いが同じと云うことにはならない。無農薬であれば価格は上がるし手間も多いので、台所事情にはうれしくない。人類や地球には、こっちの方が好いのを見かけで判断させる。胡瓜が曲がっていても茄子にはならず、トマトやピーマンでもない。味は無農薬のが格段に旨い。人間の見かけよりも、中身と思うのは少ないんだろうな。

　今朝、枇杷葉を1袋外してみたら熟れてきている。初採りなので、両親のお茶湯の傍に供えた。未だ二人が健在であった時に持って行き食べさせたら、母親は泣いていた。○○が作ったんか、美味しいわ…こんなの初めて食べたわ。うれし泣きに吃驚した。お母さん、食べるか泣くかどっちかにして。言いながら初採りを持ってきてよかったと、たらふく食べさせた。種は回収ね。

　誰に差し上げるのも同じ気持ちだが、半ば強制的に送りつけるので迷惑も掛かっている帰来があるかもだ。昨年のことには、700袋だったので最初から途方に暮れた。リエさんは無論だが、勤務先まで着払いで何回も送った。我が家の分も充分過ぎる量で、ブログのフォローして下さっての方にも。送料着払いを承知して貰い、数人に毎日収穫して送ったが今年は裏年にあたり減少。

　心中りはお二人だけなので、連絡して了承して貰う。種を捨てないでエキスにされて、用途は多々ありますが必ず1年以上は冷暗所で保管です。種や花芽は杏仁の仄かな匂いがするのと、スプレー容器にだと持ち運びできるので汗の臭いを抑えます。体臭予防の効果や、アレルギー反応も抑えます。帯状疱疹にも、痛痒さ軽減での効き目があります。手当には掌で温めのばし重宝。

　追記　昨夜半午前1時前、ぐらっときて飛び起きました。咄嗟にすばるを抱いていましたが、それだけでした。

枇杷葉の実、熟れ始め

　朝は霞んでいた空が、昼を過ぎる頃から青空に変わり気温も上昇してきた。早朝に起き、朝ごはんの用意と新聞を読みブログ訪問をして出かけた。出不精が、外に出ると思わぬ事態に遭遇するのだ。多少の予感はあったので、上着と長袖で行くが座った場所で冷房に凍ってしまう。温度設定が低いのよ、窓を開けてあるが寒くて震えてしまった。地球環境を悪化させんでね。

　2時間程度の参加だったが、謂わば拷問としか思えない気分で風邪を引きそう…鼻水が出る。頭が割れるように痛むし、吐き気もしてきて最悪状態に天を仰ぐ。今後は防具服着用だな。冷房が厭なので、身体が探知機のように知らせて来る。異常体質なのだと思うが、体調異変で倒れるかと緊張感が解けなかった。夏は暑いのであって、冬は寒くて良いの。帰宅してダウン。

　枇杷葉がそろそろ熟れ始めたようだ。ブルーベリーが鈴生りで、バッタに齧られているものの籠にどっさり採れる。糠と塩だけが効いたようで、色が薄くても甘い。泊りの娘さん、昨夜と今朝も山盛りをヨーグルトと口にしてご機嫌だった。いっくんに食べて貰いたいが、トリーが来ない。桑もブルーベリーも、果物の出来が好いのは無農薬だからだと凄くうれしいのだわ。

おもてなし・・・

　生協の実行委員会に応募していたのが、1ヶ月遅れで連絡が来た。人数制限があるので、外れになると思いながらの申し込みだった。それが明日に中り、丁度足湯に来ていた娘さんにその日は駄目だと話すと、送ってあげるわ。放置されても困るが、迎えにも行くとも言う。えっ？2時間程度をどうするのかと問えば、時間潰しは得意らしい。で・昼食を一緒にする段取りに。

　今朝は、夜勤明けであるので帰宅してからとなる。我が家はシャワーを設置していないので、お風呂も済ませて来るとなっている。夕ご飯には、巻き寿しを食べたい！と予約を受けお稲荷さんも。二人分だと出来合いのは余るので、味付けすることにして買いに出た。蒲鉾とカニカマを追加で入れ、他店で鹿沼土を代車に積めば花に眼がいき70円の誘惑に乗せてしまう。

　白と紫のサルビア購入し、郵便局で減らされた年金を下ろして帰宅した。花木店で枇杷葉の苗木を見つける。価格の高さに仰天しながら、我が家のを持って来たい衝動に駆られる。20本は貰い手を探さねばの思いがあり、植えて直ぐに実が生るのも数本あるのだが大木になるので。家に1本あれば成長するから足りるが、毎年剪定して2mには抑えないと年数で巨木になる。

　ナメクジにはお酢が効くのか、今年は余り見かけない。唐辛子も裂いてはそこら中に撒くので減ってきているし、苦土石灰もいいようだ。作物を植え付ける段階で、相反する種類を交互に植えておけば良いが自宅用なので。桑の実もだが、ブルーベリーが物凄い生り方で野鳥の声が朝から姦しい。ネット覆いはないし、無農薬で糠と塩を入れているのも甘さを増すかな。

　籠に一杯採ったので、お裾分けに転じようと飛来を見ている。もうじき山桜桃梅も色づいてくるし、餌の宝庫でも。珍しい鳥も来ており、先日の鶯も枝をちょんちょこ渡っている。すばるには狩りの気はないらしく、彼等も安心して飛んで来る。わたくしは、雀のお宿も人間のおもてなしも多々なる経営です。来る者は拒まず、去る者は追わずで呑気に構えておりまする。

皐月・大潮・望、梅雨寒

　今朝は、雨となってしまう。雨音のする程でないが、気温が低くて上着を長袖にしてカーディガンを羽織る。足元にはハーフケットを乗せ、冷房の出番はない。今朝はお弁当の日で、ガスを点けていると暖かく感じる。昨年のことを思えば汗をかくこともなくて、湿気があるとはいえ凌ぎ易い。すばるは体温調整の為か膝に来たりと、居場所の移動中だ。異常気温に心身追いつかず。

　庭の徘徊時には小雨状態で、そのまま薔薇を眺め紫陽花に気をとられていた。青紫蘇を土が入った袋に移植してあるのと、トマト苗の発芽を確認して洗濯物を干す。玄関の花はドクダミから活け替え、紫陽花を挿した。南天の花が満開で巨大化しているが、菜箸に出来るようなので名案と活用したい。市販品となれば高額なのだが、手作りですれば引き抜いて捨てるよりは好いかな。

　木通の蔓も、籠を編めばいいのだが関心薄く気が向かない。今年の収穫を終えたら、剪定をしようと思うのですが予約は殺到しないかな。花のアレンジメントにしたりを見たことがあるが、センスがないといびつになる。リースにするのもあるようで、何処かのブログで見た記憶が。そんなことを思うと、何時まで経っても断捨離は無理で溜まる一方。そろそろ潮時かなとも思えるが。

　明日は、足湯に来る娘さんが泊まる予定。夕飯は、お稲荷さんと巻きずしと言う。お揚げさん、買いに行かなくちゃです。鹿沼土も要るしで、隣市へ行ってこなければならない。花を見ても連れ帰らぬように、心して出かける心算でいるが誘惑の多さに怖い気もする。これ以上増えると・買ってしまうと置き場所がない。そうでなくても挿し芽や挿し木は増殖中、吊り下げようかな。

　多肉植物も増加の一途で、洗面台や風呂場に並べているが居心地よいのか生息中。誰だったかな？天麩羅も良いとか言ってたが、酢の物の方がよくないか。人間の為に犠牲になってくれるので、おいそれとは命は消せない。先日の体調を崩した時に、与えられることの有難さを考えてしまった。自然からの恩恵と云うものの、わたくしは何等還すことも出来ずの儘に無力・無念さ。

季節のずれに・・・

　四季がはっきりとしていたのは、家電品の全面普及までだった気がする。夏は暑く、冬には寒さがあるから衣類も売れる。ところが近年は機械での温度調整なので、軽くて温かであれば着こまなくても好くなった。加えて大量生産での商品が次々と開発されて、吊るされる。素材の良いものではなくて、安価であるのがいいようだが愛着感は薄れて捨てられることも増えた。

　仕事を辞めてからは、洗濯機は回すが水の使い方を考え排水には流さない。バケツに汲んで庭への水撒きにして、節約・倹約に努める。衣類も手洗いが多く、脱水の加減もするので二層式にしている。特にニットは、全自動だとどんなにソフト洗いでも縮む。温かさを主にするので、着られなくするのは忍びないので手洗いです。クリーニング代も莫迦にできませんからね。

　本日の気温は低くて24℃と頼りなく、羽織物で凌いでいる。風邪を引いたら扁桃腺炎になり易いので、充分過ぎる注意をしている。枇杷葉茶は朝ごはんの時に、お八つ時や気が向けば夜半にも飲用する。体内の毒素を排出するのが著しく、室内だけでの歩数は1000にも満たないが体調は保てる。対人関係も苦手とするので、何が愉しくて歩きに出るのかが理解不能との想い。

　枇杷葉茶に援けられてなので、自律神経の異常も治まり心を煩わせる事例はあっても堪えられる。あの酷い時期があったのさえ、疑う余地さえ見当たらないと思うよ。心が安定してさえなら、どんな事にも対処できるのも有難いこと。そういう気持ちの変化になれたことは、自らを律し挫けそうな時にも付かず離れずのブロ友さん存在がある。簡単ではないことと感謝です。

　己を曝け出すのは、相手への信頼や好感度だが誰にでもではない。その気持ちを推し量りおもん計る器量を必要とされ、裏切ることはできない。犠牲となるなら歓びに換え、厭わずでありたい。ナルニア国物語のライオンと魔女には、アスランの真意が書かれている。非現実的なことが起きるのも、自分の心の中だけのことかもしれないが抗えぬ神の存在を感じてしまうよ。

明日は休刊日・大潮

　毎月のことだから多少は慣れても、と思うのだが人間が古いのか休刊日にがっかりなのだ。ネットでも観える環境だが、どうもページを捲ったり活字が読みたい方に軍配を置く。PCの周りには星・宇宙に関する物、薬草辞典や暦の類と枇杷葉を手に取れるようにしている。嵩張るので文庫で、その続きにはCDやDVDが並ぶ。三省堂の国語辞典は、高校生時のを使用している。

　記憶しているのに越したことはないが、膨大な資料を保存する機能が働かなくなってきている。先日、纏めようと片付けたら行方不明続出。捜査本部を設置しようと試みたが、錯乱混乱状態となる。ブログの中に書いていることさえ、忘却の彼方だ。年齢の故でもなく、やる気もあるし努力も惜しまないが操作に手間取るから。自分の出来ないことには、達磨で居ようと思うの。

　枇杷葉茶のお陰で、思考能力は程々だと思うが出不精なので人間とは口を利かぬ日が多い。毎朝、庭を徘徊すればその光景にため息が洩る。今年の薔薇は格別なのかな？後から次々に蕾があって咲いてくれるのだ。白い薔薇の佇まいや、スイトピーの咲き具合に酔いしれる。自然からの恩恵に何と感謝であろうか、農薬を使わないので祈ることしかしていないのにと眼を瞠る。

　風見慎吾さんは、好きなタレントの一人だが数奇な運気を持っている。新聞記事での想いだが、その通りだと頷くばかりだ。他人のことを然も理解しているように言ったり、先入観だけで判断して決めてはと思う。その人の何を分って、何に納得したり満足するのだろう？自分サイドでの勝手な思い込みじゃないか、全くの赤の他人の何が判ると云うのだ。真実も事実も皆無だ。

　自分を解き放って、思うが儘に生きられるならどんなに好いかと想う。だが、それをすれば消える命の多さに躊躇する。力を制御し感情の起伏を抑えないと、予期せぬ展開に陥るからだ。生きていることの煩わしさや頼りに想える存在の有難さには、祈りと感謝しかない。そういう気持ちに添うようにエンジェルナンバーが出現するので、路を過たないように生きるしかないわ。

入梅・皐月・中潮

　今朝は曇り模様で、先程から細い簾のように落ちて来て雪ならぬ雨ですが…。梅も入梅前のはアミグダリンが強いので、空を見上げて採ったものです。自然に添った考えでないと、身体には害の出ることも儘ある。古人の謂れにはそれなりの意味も多くあるのだと感じます。人間が主体の生活ではなくて、旧暦での自然に委ねる暮らしから援けて貰えるようにも思える。

　枇杷葉茶を飲んで貰うのに、強制では効き目も薄い。足湯に来る娘さんに奨めたいが、何も云わずで数年が経過し咽喉の奥に溜った言葉を何度も下した。それが、ここ数回だがやって来る度に飲み出した。薬が効き過ぎたり、却ってしんどくもなるらしく気分も落ち込んでいたのだ。勤務先に届けてやりたいのだが、そこまで押し付けると効果も出まいと来訪時に淹る。

　先日、緑で腰にシャーリングのデザインの服を着て来た。スマホで買うと言っていたのだが、良く似合っている。足湯が目的だが、ファッションの相談事も多い。ノエビアでの講習ではあるが、好きな色と似合う彩は違うと耳タコで話している。タイプもABCDとあり、肌の色での分け方も教えているので価格とデザインで決めるらしい。トータルファッションね。

　Aタイプでも、身長や体形で好みは変化する。基本色が一番な者もいれば、そうでない場合もある。大雑把に赤と云うが、レッド・ウォーターメロン・トマトレッド・ブライトレッドと分けられるのだ。わたくしは純粋な赤で、澄んだ濁りのない彩が抜群に似合う。ピンクは似合わないのではなく、ディープピンク・ブライトピンク・ペールピンクを注し彩にするの。

　黄色はレモンイエローとペールイエローのみで、茶系色は全くない。基本色は黒が最高で、モノトーンの配色だと冴えて映える。高校生の時にモテたのは、制服が紺系であったからだと思う。お洒落気は全くなく、素地の儘だった覚えがあるもの。校則が厳しくて、天然頭は何時もくるりんで困った。親の承諾書が必要で、生徒手帳に挟んでいましたよパーマ禁止です。

　色は魔法の力を秘めます。好きな色を見つけて、デザインや配分で美しくなりましょう。似合わない色も、着方の工夫ですのでチャレンジしましょう。かく言うわたくしの箪笥は、白と黒が多いの。以前に買ってあった服は、好きな似合う彩があるのでこの頃は着ています。彩での魔法を使えば心も変化を見せますし、暮らしにも張りや愉しみが出てくるのは必須です。