再稼働？皐月・三隣亡

　島根の人々の命と、自分達の懐に入る物と比較にならないと思えるのに再稼働とは。況してや、反対派の意見に耳を貸さずでは呆れてしまう。元より島根県民だけの問題でもなく、隣県への対応に如何も甚だしい。福島での東電の事故も、安全・安心を掲げてのことを忘れているのか？中電が全責任を取る訳でも、国が保証してくれるのでもないのに何故稼働！

　電力会社は、あらゆることへの想定をして今一度考えていかねば。地球は誰の物でもない！電力会社の横暴極まる脅かしには屈せまい。便利で快適である生活だけでは、認知症状が更に進む。海馬は使ってこその働きをするので、テレビ点けっぱなしやネット環境ばかりでは死滅するのは必至だ。書籍は時間が掛かるし、そこに記されていることは調べなければ。

　だが然し、文字を読む行為やページを捲るという動作には生きている者への温かみがある。江戸時代の暮らしをすると云うのではなく、多少の不便さがなければ生きがいも失せる。趣味もなく歩きか医者通いだけでは、退屈を絵に描いたものだろう。張り合いもなければ楽しみも視えない。時間に追われて、口から出る言葉は忙しいの繰り返しで心を亡くして。

　身体の不調を訴えるのも、気が付いた時点で180℃転換をしないでいれば取り返しがつかない。生きている以上は、年齢を重ねて行くし身体も衰えて来る。医者が・薬が病を治してくれるのではない。自然に立ち還った心に天から授けて下さるのだと思える。こんな筈では、と思うだろうが気づけたことに感謝したい。生きていると浮き沈みはなくてはならない。

　わたくしにも、医者に頼り受診することで好いと思えていたがあに計らんや。症状の改善は愚か、更なる悪化に天を仰いだ。其処に枇杷葉が下りてきたのだ。その差し伸べられた一縷の望みを大切にしてが、生かされ他人の役に立つことだった。不思議な夢にも遭遇し、白龍の背に乗せられて時空を翔けた。森羅万象の意味の深さには、祈りと感謝だけなのです。