
雲一つ無いさわやかな秋晴れ、本日予定なし。
暇なので友達を散歩に誘ったら二つ返事で跳んで来た。

のどかな田園の中、あまり人はいない。
あちこちで「コスモス」満開、

まだ庭木で紅葉は「どうだんつつじ」くらいだ。
あるお庭に「温州みかん」が黄色い実を鈴なりにつけていた。
ちょうど家人がいたので、おねだり。
「欲しいだけ持っていって」、何と気前がいいことか。
年寄り夫婦二人では食べきれないそうだ。
買い物袋まで頂いて、袋一杯「みかん狩り」だ。
食べてみると、それなりに甘い。

重いみかんをぶら下げて、散歩の続き、しっとりと汗ばんできた。
広い畑で、芋ほりをしているところを通りかかった。
「少し休んでみかんでも食べませんか?」と声をかけた。
おばあさんは喜んで、付き合ってくれた。
お茶まで頂いて、またまたみかんを食べる羽目になった。

少しは軽くなったかな?と思ったら、
「芋を少し持って行きなさい」ときた。
私は十分にあるので、友達だけ頂くことにした。
友達は両手にみかんと芋をぶら下げて歩くので、「もう帰ろう」の連発。
やむなく、途中で帰ることとした。
たまには散歩もいいものだ。

