田舎暮らしのサンデー毎日

望まなくても、前期高齢者の仲間入りされられちゃった、年寄りのわがまま日記です。

ふれあいサロン

2008年02月04日 | ボランティア
今日は、時々
8時半に集まって、バスで越前市のある「ふれあいサロン」見学へ出かけた。
ふれあいサロンは、寝たきり、認知症にならず、元気に老後を過ごし、
介護保険の利用者にならないよう、自治省などで推奨している。
バスへ乗ったのは、サロン実践者や老人クラブの代表たち。

見学先のサロンは平成8年からやっているそうだが、
会員15名で毎週月曜に開催とか。対象者は90名、
居るのだが、声をかけても出てこないらしい。一寸少ないようだ。
何と91歳の男性が会長で、会員は男性2名、女性13名。
週一回開催はすごいが、元校長先生の会長さんが「独り舞台」だった。
会長が一人前に出て、学校方式で、黒板に字を書きながら、
いろんな話をしている。テーマ作りが大変そうだが、
会長曰く、人のために頑張れる間は認知症にならないと思って頑張っている
とのこと、今日は、節分は年4回あるのだとか、福井県の「故郷の日」が条例で
制定されたいきさつなどを話していた。

私の一番聞きたかった、参加しない方を仲間に入れる方法については
「男が閉じこもりは多いが、そんな人達はボケが早まるでしょう」
特に働きかけはしていないとのこと、少しがっかり。

15人の集まる人だけを対象に、民生委員や、福祉委員、運動推進員、家庭相談員
食育推進委員会、自治会、市役所福祉課、在宅介護支援センタ、福祉協議会
を巻き込んで運営しているそうだ。
私から見ると、少しずれがある、閉じこもりの人達に、会話やコミュニケ
を促進するための役割の人や団体を13人のために動員するのは、
如何なものだろうと思った。支援いただいている人達や団体には
参加しない人達への働きかけや、周知のお手伝いをしてもらえればいいのに。

サロンは、認知症の人達も交えて交流を図り、認知症が進まない予防、
閉じこもりの人達への、交流の楽しさを知って頂くものだ、
何か方法は無いものだろうか?。

「女はおしゃべりで、男はお酒を酌み交わしてのコミュニケーションが一番」
と、おっしゃった、納得、納得。
まあ、いろんな考え方、やり方があるものだと感じた。