銀杏と噴水
フジフイルム X20 112ミリ 1/60秒
噴水と銀杏の取り合わせは良く撮られる被写体だが、その多くは噴水の近くから噴水を撮る形のものが多くみられる。
今回は噴水から離れて遠くから望遠撮影をしてみる。
フジフイルム X20 112ミリ f 8
噴水をバックに銀杏を写す。ポイントは銀杏の取り入れ方になる。写真は、望遠撮影の効果で噴水が引き寄せられ噴水が立ち上がって見える。そこにどのように銀杏を配するかが写真の良否の分かれとなる。
フジフイルム X20 112ミリ f 2.8
この写真は絞りf 2.8の解放で手前の葉にピントを合わせ、噴水を極端にぼかしている。
フジフイルム X20 112ミリ f 8
同じ場所でフレーミングを少し変え、同じく手前の葉にピントを合わせ、絞をf 8まで絞る。噴水がやや鮮明になり噴水らしくなる。
フジフイルム X20 112ミリ f 16
噴水の前のアベック。アベックにピントを合わせる。手前の銀杏の葉がボケることで、遠近感だ出ると同時にある種の情緒と云うか、画面全体にその時の雰囲気が伝わってくるようだ。
フジフイルム X20 112ミリ f 8
ここでは噴水だけをバックに人物を配して写す。望遠撮影のため噴水の水量が多く感じられ、どこか滝の前での撮影のように見える。
ここに噴水がある・・・・きれいだなあ・・パチリでは写された写真に個性が感じられない。折角の被写体に出会ったからには、自分なりのイメージで個性的な写真を写すことを心がけたいものだ。