蔵町通り
この重厚な蔵造りは「陶舗 やまわ」と云う陶器の専門店だ。
どっしりとした佇まいは江戸時代の豪商を思い出させる。
裏手に回るとショールームのような造りになっていて、前には人力車が置いてある。
奥にはやや近代的な感じの蔵が立っている。
その蔵はかき氷などを提供する喫茶店だった。
写真は昔の雰囲気が出せればとモノクロで写す。
店頭の人力車。何故か軒下には風車が取り付けられ、くるくると回っていた。
カラー写真だとこんな感じ。
店舗正面脇には「陶舗 やまわ」の商号と立派な甕のようなものが置かれていた。
この雰囲気はやはりモノクロの世界だ。
或る路地の一角。
ここにも風車が格子窓に吊り下げられていた。
何か理由があるのだろう。
この日は浴衣姿の男女が結構大勢いた。
蔵町には良く似合う。
「あなたの恋を占ってみませんか」と云うおみくじのようなものが彼方此方に
置かれていて、若い男女が足を止めていた。
「川越蒟蒻しゃぼん」と云う屋号のお店。
石鹸の原材料が蒟蒻なのだろうか。
店頭には洗顔石鹸が並べられていた。
朝早かったせいで客足が少なく、店員さんは手持ち不足のようだった。