テスト撮影 3
今回は人物が入った写真と夜景をアップする。
9月2~3日、鎮守様の熊野神社の祭礼があった。
後日改めて紹介するが、その日にキーミッション80で撮影したもの。
広角レンズ特有の遠近感は誇張される。
手前から奥まで確りとピントが合っている。
太鼓を打つ人。
撥を振り上げた瞬間の表情がいい感じ。
シャッターを切ってから実際に写る瞬間までの時間差はあまりないように感じるが、コンデジ並みの時間差はあると思われる。
手前の御太鼓の提灯から太鼓を打つ人、それを見る人すべてに確りとピントが合っている。
この写真をA4に拡大プリントをしてみたが、実にシャープで、一般的なコンデシに引けを取らないというか、むしろそれを上回る位の解像度だった。
夜の神社鳥居付近。
夜ということと照明が少なく薄暗く、レンズ絞りは解放のF2.0に自動的になるのだろう、いささか解像度は落ちる。
被写界深度も浅くなり、ピントが合った前後がぼけてくる。
レンズの明るさが解放値F2.0と云う事もあり、ISO感度もこのカメラの最高値1600に自動的にセットされるのだろう、手振れもなく確りと写っている。
演芸会の舞台と観客だが観客側は確りと解像しているが、舞台はピントが甘い。
照明が極端に暗いところではまあこんなものだろう。
町中の明るい夜景は昼間並みの解像度を見せるのではないかと思う。
兎に角この超小型のカメラでこれだけの写真が撮れるということに本当に驚きだ。
動画に関しては紹介できないのが残念だが、これも解像度は静止画並みか、やや落ちる感じではあるが、ビデオカメラとして十分使える感じだ。
ただし移動中の撮影とかパニングしたりした時にピント合わせがぎくしゃくする事があるのが欠点だ。
動画もまあ実用としては十分ではないかと思われる。
動画から静止画を起こして見たが、その解像度は静止画で写したものよりやや落ちていたが、これもまあ実用範囲内に収まっている。
これからはこのカメラは常時私のポケットの中に納まって出番を待つことになることだろう。