昭和の猫町(にゃにゃまがり)
映画看板探しを終えて、再び青梅駅の隣にある観光案内書を訪れる。
ここで古くから残る猫の町を案内してもらう。
案内に従って着いた所は何と青梅駅から1分ほどの所。
道幅1.5メートルほどの路地?古ぼけた「昭和の猫町・にゃにゃまがり」の看板が掛かっている。
半信半疑ながら路地に入る。
最初に出会ったのがブロック塀に掛かる二匹の猫。
この屋の主が下げたものだろうか。
二匹の猫には猫の制作者の名前が書いてある。
多分小学生くらいの子供だろうと思う。
ブロック塀を過ぎて少し行くと、木造家屋の脇に矢張り猫が二匹。
招き猫のようだが、猫と云うよりネズミに近い表情がご愛敬。
上の写真の猫の後ろには薄汚れた感じの猫が一匹。
この辺りから古い木造の家屋が立ち並び、昭和の初め頃の路地裏に迷い込んだような錯覚を起こすような風景が出現する。
家屋外壁にずらりと並ぶ猫たち。
「にゃにゃまがり」の文字が見える。
様々な表情の猫たちが並ぶ。
前に立つとすべての猫にジーッと見つめられているようで、いささか薄気味悪い感じだ。
猫の集団に見送られて先へと歩く。
と!格子の連子窓?まさに昭和いやそれ以前の路地裏?そこには猫に関する様々なものが置かれていた。
格子の中から外を見つめる猫。
軒先に吊り下げられた猫。
猫町ポスター?
下には招き猫と猫オンパレード。
この一角は本当に古い建物ばかりで、住んでいる人がいるのだろうかと疑問を感じるような場所だ。