住吉神社
雪守横丁を後に元の大通りにでる。
住吉神社にも猫を祀った祠があると聞き寄って見る。
住吉神社前。
大鳥居の後ろに二の鳥居、そこから急な石段が続く。
二の鳥居付近には梅が満開だった。
二の鳥居の両脇にネコを祀った祠があった。
建物や猫の古びた感じから相当以前から祀られていたのだろうと思われる。
左が「大黒猫」右が「恵比寿猫」と書いてある。
「大黒猫」は小槌を持ち、「恵比寿猫」は鯛を抱えている。
猫の恵比寿大黒は初めて見る。
そこから本殿に向かって長く急な石段を上る。
階段は100段近くあっただろうか。
老骨の足では一気に登ることがっ出来ず、途中小休止、やっと本殿前に出る。
階段上から今登って来たところを見る。
眼下に青梅の街並みを見る事が出来る。
住吉神社は結構高い所にあるようだ。
本殿右側には大鳥神社があった。
社はさほど大きなものではないが、その左右にある狛犬は風変わりな表情で相当古い物のようだ。
本殿左側には稲荷神社があり、鳥居の奥には狐の像が立っている。
住吉神社の参拝を終わり、町に戻ることにする。
この神社には男坂と女坂があり、正面の階段が男坂、本殿左横からつづら折りの緩い坂道があり、これが女坂だ。
坂道の途中にはベンチが置かれ、休息する事が出来るようになっていた。
女坂の入り口には屋根付きの門が立っていた。
門を抜けて左に坂を下ると、二の鳥居前に出る。
この道は勾配のなだらかで上りやすい。
老人には有難い道だ。