昭和幻燈館 3
青梅宿幻想として青梅猫町通りなるジオラマ?が作られていた。
猫町の夜景で実に精巧に作られている。
映画の看板など実物に近い出来栄えだ。
酒場の看板が「雀」「蜥蜴」「鼠」料理とあり、店名が「ねずみ料理」如何にも猫町らしい。
上から見ると奥行きがあって面白い。
これは普通の民家のようだ。
少女が赤子を負ぶっている様子はが昭和の初め老骨の少年時代を思いおこさせさせる。
長女が妹を背負って遊んだり、買い物に行っていた。
老骨も弟や妹をを背負って近くの公園で遊んだ。
当時は子供が多く、上の者が下の者の面倒を見るのが普通だった。
今は遠い昔の話になってしまった。
青梅キネマなる映画館。
昔の映画館の感じが良く出ている。
老骨の少年時代は映画とは云わず活動写真と云っていた。
母が映画好きで上映映画が変わる度に見ていた。
その母に連れられて映画は良く見た。
その影響かすっかり映画好き人間になってしまった。
このジオラマ?はすべて夜景になっている。
夜景の方が情緒あり見る者を引き付ける。
猫町情緒をたっぷり味わって昭和幻燈館を後にした。