昭和tレトロ商品博物館
赤塚不二夫会館の隣に昭和レトロ商品博物館がある。
ここには昭和の時代の懐かしい商品が展示されている。
入り口を入るとすぐに懐かしいカメラが置いてあった。
8ミリフイルム映写機や16ミリフイルムカメラとフイルム。
昔、愛用したものだ。
雑然と置かれていたのが少々悲しかった。
蛇腹のカメラ、初期の一眼レフカメラ、ニコン等がある。
皆、思い出が詰まった懐かしいカメラたちだ。
二眼レフ、ローライコード、蛇腹のフジカシックス、皆,昔使ったカメラだ。
ハーフサイズのオリンパスペン、同じく当時画期的だったハーフサイズの一眼レフペンF。
老骨の愛用のカメラだった。
ペンFは現在でも人気のカメラだ。
老骨は現在もペンFの後裔デジタルカメラペンFを愛用している。
その他、昔懐かしいおもちゃがごちゃごちゃと並べられていた。
駄菓子屋さんの店が再現されていた。
子供の頃、5銭玉を握ってこのような駄菓子屋に通ったことが昨日のように蘇ってくる。
駄菓子屋の店先にガラス瓶に入ったタバコ「ゴールデンバット」が置いてあった。タバコを吸わない自分には分からないが、現在でも市販しているのだろうか。
昭和の初期には「ゴールデンバット」は庶民のたばことして愛飲されていた。
太平洋戦争勃発後、敵性語は駄目と云う事で、「金鵄」と云う名前になった。
昭和十五年、紀元二千六百年には老骨は小学校3年生だった。
その時歌われた歌がある。
「金鵄輝く日本(ひのもと)の、栄えある光身に受けて、今こそ祝えこの朝(あした)、紀元は二千六百年、ああ一億の胸はなる」と云う歌だ。
当時この替え歌がはやった。
「金鵄上がって15銭、栄えある光30銭、今こそ上がるたばこの値、紀元は二千六百年、ああ一億の金は減る」この年タバコの値段が一斉に上がった事への皮肉を込めた歌だった。