チューリップ
手前の花を大きくぼかした。
使用したレンズは150ミリいっぱいの望遠にした時、絞りは解放にしてもF5.6にしかならない。
従ってボケ量は少ない。
絞りが解放でF2とかF1.8などと明るいほどボケは大きくなる。
写真は150ミリF5.6で撮影した写真。
手前の花のボケを出来るだけ大きくするために手前の花に極端に接近した。
どの焦点距離においてもでも出来るだけ手前の物に接近し、遠くにある主役の被写体にピントを合わせる事により、手前のボケを大きくする事が出来る。
手前の花とカメラの距離をやや離れた位置にカメラを置き、花の形を少しわかるようにしてみた。
レンズの焦点距離の違い、絞りの明るさの違い、主役との距離の違い、前後の被写体との距離の違い等によって、ボケを使った多彩な写真を撮影する事が出来る。
花壇に咲くチューリップ。
花壇に咲くチュリップと新緑が美しい。
初夏の自然風景を記録的な表現で写した写真。
写真本来の目的は自然風景、現象を素直に記録する事だ。
その上で自分なりの写真表現を楽しむ事も大切だと思う。