金堂跡基壇復元工事
今、史跡国分寺跡の金堂の基壇復元工事が行われている。
現場には写真のようなお知らせ案内板が立っている。
金堂跡の礎石が並んでいる所が掘り起こされて礎石の並びがはっきりと見えるようになり、周囲は石積みがされている。
大正12年ころの金堂跡の写真。
金堂の礎石のある所は畑になっている。
この頃にはまだ、史蹟跡の歴史的資料の重要性が認識されていなかったのかも知れない。
写真上の大榎の木の脇にあった史跡武蔵国分寺跡の標柱が一時撤去されていた。
金堂跡正面に当たる所に、(上の写真)中門・金堂跡の憧竿遺構の説明板が設置されている。
説明板の手前には参道という銘板が地面に置かれている。
参道の正面が、憧竿(宗教儀礼の際に装飾として用いる幡を吊り下げる柱)、その先に金堂、その先に講堂が有ると云った造りになっているようだ。
金堂の斜め右方向に鐘楼跡が有る。
ここも今までは単なる草っ原だったが写真のように整備されている。
そこにも鐘楼跡の案内板が設置されている。
鐘楼跡の右上方向に講堂跡が有る。
鐘楼跡の整備はまだ行われていないようだ。
このように武蔵国分寺跡は現在復元工事が進められている。
完成は何時になることだろう。
またどのような形の史蹟としてよみがえるのだろうか、先が楽しみだ。
しかし、毎年この場所で行われる「万葉花祭り」はどうなるのだろうか。
余計なことが頭をよぎる。
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