RX02 による撮影 2
このカメラは超小型と云う事でポケットに入れて持ち歩けると云う手軽さがある。
但し、四角い立方体なので少々ごろつく感じは否めない。
撮影に当たっては、通常のカメラと異なり、操作面のメニュー文字等が小さく、老骨にとっては少々見辛いと云う事もあるが、慣れてしまえばさほど不便さはない。
小型ゆえに目線の位置以外のアングルではモニターが見にくくなるが、可動式モニターになったため、どんなアングルにも対応出来るようになった事が有り難い。
このようなローアングルでは腹ばいになって写さなければならないが、可動式モニターのお陰で自由な位置から撮影する事が出来る。
ローアングルで撮影することで、普通の立ち位置の目線の写真とは違った風景を見る事が出来る。
ハイアングルの写真。
この場合も可動モニターならではの表現になる。
目線の位置よりやや上からの撮影。
チューリップ群の中で一本の突出した花を選んで撮影。
もう少し下から写して、突出した花を浮き立たせたかったが、他の花の奥行きが見にくくなるためこのアングルで撮影した。
花見を楽しむご夫婦。
後姿ではあるが奥さんの動作によりお花見を楽しむ様子が伺われるような雰囲気になった。
水面に散り始めた桜の花びらが舞い落ちる様子を写した。
このような細かい描写も確りと写し出してくれる。
1型センサーのお陰だ。
静止画はこの辺りで終わるが、動画の撮影も併せて行った。
動画も実に繊細な描写をしてくれた。
特に自撮りをしながら花畑の中を歩く様子は、ブレモ少なくレンズも24ミリ広角とあって周囲の風景も多く取り込む事が出来た。
超小型カメラと云う事で片手持ちの長時間撮影においても重さを感じさせないところが有り難い。
ビデオ愛好家にとっても嬉しいカメラだろう。
このカメラを使った感想としては、超小型ながらその描写力は素晴らしい事。
携帯に便利なカメラだが、メニュー等が小さく見難い事。
小型のためカメラの保持がし難い事。
シャッターを切るとき自分の手が写り込む事があったり、手振れが起きやすい事。
出来れば小型三脚等を付けてグリップ代わりにしてカメラを保持するようにしたい。
等々をテスト撮影時に感じた。
実用的には十分だと思っています。