チューリップ
公園内の花壇にチューリップが植えられていた。
花の盛りは過ぎているようだったが、チューリップの撮り方について手持ちのレンズで色々と試してみた。
使用したのは、オリンパスズイコーデジタル14~150ミリF3.5~5.6ズームレンズ。
撮影時の絞りはどの焦点距離でも開放。
絞りは開放の方がぼけを作りやすい。
一番手前の花にピントを合わせる。
この場合、花の中で他の花より背が高い花を見つける事がポイント。
その花を主役に花の高さにカメラを置いて撮影。
バックがぼけて主役の花が浮き上がる。
一本の花のアップ。
バックには白い花を置き、チューリップを確りと見せるようなフレーミングにした。
この写真は、手前に白い花とチューリップを置き、その奥にあるチューリップにピントを合わせ、前の花をぼかす前ボケを使って撮影。
奥行き感が出ている。
この写真も同様にして撮影したものだが、中心にある主役の花の周りに余計なものが写り込んでいて失敗した例。
この写真は、思い切って手前のチューリップのボケを大きく使い、奥に主役の花をちょこんと入れて見た。
この場合主役の花の後ろに同じ花の後ろボケが有ったらなお面白かったと思う。
上3枚の写真のカメラポジションは主役の花の高さ又はやや下の位置に置いている。
この二枚の写真は、前ボケと後ろボケを使って主役の花を引き立たせている。
カメラポジションは花よりやや高めに置いている。
この写真は、前後のボケを大きくした例だが、二つの花が接近しすぎて一画面に二つの花が入ってしまった。
出来れば一つにしたかっった。
前ボケ後ボケを利用した撮影には望遠レンズに開放絞が明るいレンズが適している。
被写体によっては、50ミリ位のマクロレンズでも前後のボケを利用した写真を撮る事は出来る。
また主役の花の前後にある花等は、主役の花より離れていることがより前後のボケを大きく作る事が出来る。
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