ミニビニールハウス
近くの畑にビニールハウスが並んでいる。一畝毎に作られた小型のビニールハウス。中には多分野菜が作られているのだろう。最近は方々で見かける。このビニールハウスも逆光線で見ると白く輝いて美しい。どこか蚕に似ている。
何か蛇を思わせるこのハウス、横に丸い穴が2列に並んで続く。蛇のように見えるがお蚕にも似ている。戦時中疎開先の農家が養蚕をしており、桑の葉を摘んで蚕に与える手伝いをしたことを思い出す。
戦時中の疎開先では田植え、稲刈り、脱穀、麦踏み、養蚕と農家の手伝いをした事が懐かしく思い出される。あの頃は辛い事、苦しい事が多々あった。そんな中、食糧、物資等何もなくても農家で見たこと、やった事が子供心に楽しかった。
当時に比べて農業も格段の進歩。季節外れの野菜が一年中店頭に並ぶ。野菜では季節感を感じる事が出来なくなった。昔人間にとっては何か寂しい思いもある。
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