国分寺公園の彼岸花1
散歩道で彼岸花を見つけた事から、国分寺公園の彼岸花も咲いているかも知れないと、翌日公園に行って見た。
毎年咲いている所を見たが、咲いていない所もあり、咲いている所もあると云った状況だった。
公園正面の花壇の脇に一塊の彼岸花が咲いているのを見つけた。
昨年までは咲いていなかった所だ。
彼岸花が咲いていなかった所に咲くと云う事は、今年或るいは昨年に球根を植えたのだろうか。
自然に生えるとは思えない。
彼岸花は数本以上の花がかたまって咲いている所が多い。
咲いているまま撮ると赤い花の塊のようになり、それぞれの花の様子を確りと見られるように撮る事は難しい。
次に数年続けて咲いている場所へ行って見た。
今年も咲いていたが、花数が少ないように思えた。
この場所は林の中で、日陰日向が入り混じる撮影には難しい所だ。
日の当たる場所に咲く花はめりはりのある立体感のある花を写す事が出来るが、ハイライトが白く飛びやすいのが難点だ。
特に白い花の場合要注意だ。
日の当たらない所の白い花。
白飛びは無いが、やや立体感に乏しい。
この写真の場合、白い花を強調するために日陰の所をバックに選んだ。
この場所は花が単独で咲いているものが結構多く、花の生態を確りと捉えやすい。
と云うのは蕾の状態のものが多いせいかもしれない。
この花等は、両側の花が咲くと花同士が重なり合ってごたついた感じになってくると思われる。
蕾と花をバランスよく写せるポジションと、花に薄日が差し込むところに咲く花を探し、バックも暗い所を選んで撮影する。
とは言えこのような条件を見つけるのは至難の業。
彼方此方と探し回った結果見つけた花だ。
欲を言えばポジションをほんの少し左に撮れば良かったと思う。
花の花径とその奥の蕾が重なっているのを離した方が良かった。