来年には新しくなる木津市場。
その歴史は江戸末期にまでさかのぼれるとか。
大阪随一の民間の大きな卸売市場。
焼け跡に建て増し、建て増しで作られた戦後の匂いの残る
佇まいが見られるのも、そう長いことは無い。
ってなことで、市場めしは築地ばかりぢゃねぇよ~。
木津市場に「当志郎」あり。
おばちゃんの「毎度、今日は何しよ~」の声に、「貝汁!」「粕汁!」
「ご飯中!」とか注文して、冷蔵庫を見に行く。
ブリ、まぐろ赤身。
白子豆腐(裏メニュー)
サバ煮付け
中は白いあっさりとしたままで、これを濃い煮汁につけて
食べ、白めしをかっこむ。
オムレツ 中には牛ミンチとシイタケを炒め、ワインを使った
具が潜んでいる。
竹の子の肉巻き
甘辛い味付け、これもご飯が進む
豚汁 貝汁 かす汁・・・ここで朝、熱い汁をすすると、
酒に疲れた胃袋にジ~ンと染み入り、目が覚めてくる。
市場のめし屋には、独特の高揚感がある。
当志郎 浪速区敷津東2 木津市場内