マーベラスS

King Of Western-Swing!!
歌と食と酒、それに声のページ。

ハイロンサム炒麺

2009-10-08 10:39:09 | 

炒麺が食べたくなって友人の店へ。
だが開店時間前だったので、仕方なく喫茶店を探すが、
まぁ無いこと。ナマステカフェというインド料理店に潜り込む。

たのまなくてもいいのに、ビールにカレーナン。



カレーの豆のペーストが挟んであって、これがなかなか美味。

ほどなく友人から電話。「そろそろ開店や~、早く来ないと混んでしまうで」慌てて向かうことに。



冷たいビール、そしてキュウリとザーサイの和え物。
これはザーサイの塩抜き加減がキモだな。
シャキシャキ・・・グビッ  うめぇ!





小ぶりの大阪人好みの焼き餃子。
バリバリッとした歯触りが快感!



オープンキッチンの厨房で黙々と働くヒグマ的人物こそ、店主清水泰三氏。メニューに行儀の悪い子供入店禁止、などと書いてあるが、ものの道理を理解できるならば何ら臆することなし。

店主のもう一つの顔はブルーグラスのピッカーでもある。バンジョーもギターもよくする。しかし店でそんな話などしている暇はない。常連も旧友も初めての客にもたぶん同じ接し方。それは見てて気分がいい。特別扱いしてほしい客には合わない店だ。



この水餃子も欠かさず頼みたい。焼餃子と一転して、ツルツルもちもちの食感。赤味噌・豆板醤などの甘辛いタレが秀逸。
このタレを残したまま皿を下げられたくない。

ほどなく、出てきた「五目炒麺」。真打ち登場!



両面をこんがりキツネ色に焼きあげ、レギュラーでは上から五目あんがかかるのだが、最後までザクッとした香ばしさを味わいたい向きには、天地を逆転してくれる。

海老、いか、青梗菜、ふくろ茸、くわい、白菜、豚肉、人参・・・
今日もまた見事な火の通し具合。



残した麺で、水餃子のタレを拭き取るように食べるのも楽し。



奥さんと二人、大車輪で黙々と仕事をする。その無駄な動きのないこと。孤高の行者のようでもある。

休みはぽか~んと解放して、バンジョー教室に通う娘とのんびりジャムセッションでもして骨休みしてるのだろうか。是非そうあってもらいたい。


         「炒麺処 可門」  大阪市東淀川区菅原3



コメント (2)
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