マーベラスS

King Of Western-Swing!!
歌と食と酒、それに声のページ。

突然、無性にナポリタン

2007-07-22 23:17:47 | 

食いたくなる時あるよなぁ~ナポリタン。
イタリアンの世界から見ると、スパゲッティの風上にも置けないような
シロモノだろうが、なんかいいんだなぁ、このチープ感が。

長らくの間、スパゲッティといえばコレだった。
本当はトマトソースをからめたスパゲッティが原型だったろうが、進駐軍が時間もないし、茹で上げ麺を一挙に炒めてケチャップをぶっかけたのが、戦後巷に定着したとみえる。
それにトマトソースよりもケチャップは甘く、甘い=美味いだった時代、歓迎されたと思われる。

マヨラーなどに負けず、ケチャッパーで行こう!
タバスコばんばん振って、粉チーズをこれでもかとかけて、ひとの目なんか気にせず、ズルズル言わせて食おう。口の周りを真っ赤に染めよう。ワイシャツに飛んだ赤い飛沫は気にするな、帰りにゃ爪楊枝をシーハー言わそう。これぞ正しいサテンめしである。


十三東口の純喫茶「白ばら」。40年は続く老舗カフェ。
鉄板ナポリタン ¥550

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値上げに音をあげ・・・

2007-07-22 23:07:51 | 


久しぶりに西天満「なにわ翁」へ。
飲めない時は蕎麦屋に近づかないようにしているのだが、
今回は下戸の男と仕事の話だったので、黙々と蕎麦をたぐっただけ。随分と味気ない。

相変わらず蕎麦は快調。
ざるそば¥800が一挙に¥950に値上げしていたのには、
ちょっと愕然・・・
普通は50円ずつぐらい値上げしていくものだが、150円は滅多にない。

でもこれには理由があって、原料である蕎麦を替えたとのこと。
茨城県の常陸秋そばのマル抜きにしたという。
勘田くんの師匠、高橋邦弘氏(広島、達磨雪花山房)ぐらいの名前になると、日本中の最高レベルの蕎麦を使うことができる。
それを間近で見ていると、悔しい思いなのだろう。

この先、どんな蕎麦を打とうとしているのか、彼には確固たるイメージがあるはずだから、どんな蕎麦を食わしてくれるのか、まぁそれを見届けたいと思う。蕎麦もだしも吟味し尽してもらって結構。
それにしても、一挙に¥150はないんぢゃないか。細かいようだけど。
これにしたって左団扇で儲けていないのだから、困ったもんだ。

コメント (3)
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かしわ屋から韓メシへ

2007-07-12 23:59:44 | 

高槻の鶏肉屋「つるや」。やはり「かしわ」と呼びたい。ビルとビルに挟まれて、この佇まいを保っている。たぶん家屋は戦前のもの。店主はそういうことには全く頓着なく、だから残ってきたともいえるのではないか。コツコツと鶏を掃除して俎板は磨り減り、包丁はちびりまくり、今も昔ながらの対面販売。「これまだ硬いから二日ぐらい置いてからお食べ」なんてことを教わる。
朝コケッコと元気な鶏がトラックで運ばれてきて、そいつを裏でつぶして、新鮮なところをさばき、これも昔ながら竹の皮に包んで売る。竹の皮は肉の不要な水分を吸ってくれるのだという。

高槻の街の真ん中で、裏にニワトリのケージがあるかしわ屋なんて在ること自体、信じ難い。裏に回ると3種類の鶏が扇風機にあたっていた。ヤツら暑がりらしい。
「ちょっと食べてみるかぇ」と主人。

生でイケるのがうちの自慢という。左は胸肉のタタキ。さっと皮をバーナーで炙ってある。右はモモ肉、こっちは山葵醤油で。生肝は塩胡麻油。
なるほど造りでも結構なもんだ。

「唐揚げより、こっちの方がウマイから」と主人が勧める鶏天ぷら。
塩胡椒で。あ~ビールが欲しい。

名古屋の親戚の家がかしわ屋で、ガキの時分、どうにもあの匂いに馴染めなかったものだが、あの匂いを35年ぶりぐらいに匂った。これこそが正しいかしわ屋というものなんだな。

そういえば米屋には米屋の、乾物屋には乾物屋の、文房具屋には文房具屋の匂いというものがあった。
スーパーはことごとくあのラップで覆い隠し、匂いをなきものにしてしまう。それは実に我々の五感の一つ嗅覚を退化させることにつながりはしないか。

ってなことで茨木へ移動。茨木の旧トポス側の路地にある韓国料理の「鎮玉(チノ)」。光州出身のオモニの名前。

「酸っぱいかも」と言われたが、適度な乳酸発酵。快適な辛さ。

青唐辛子のチヂミ。味がついているのでこのまんま。
パリッとしてモチモチ。で、じんわり辛い。

生鯖の煮付け  テンジャンで煮てあるのだがピリッと辛い。これでメシを何杯でも食える。

ピビンパは女将がカウンターから出てきてグワッと混ぜてくれた。
一心不乱に混ぜる!これでこそピビンパ(混ぜるメシ)なり。
日本人は概してこのスッカラで徹底して混ぜるのがヘタクソ。

   かしわ「つるや」   高槻センター街をず~っと進んで、右折
   韓国料理「鎮玉」   茨木旧トポス側 商店街左折

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七夕完徹レコーディング!

2007-07-09 23:50:47 | カントリー


ペダル・スチールギター バディ内藤
日本でも数えるほどのプレイヤーしかいない楽器。いちいち現場で組み立てるしちめんどくさいが、ハワイアンからカントリーまでその守備範囲は広い。さすがのボクもこの楽器だけは触ろうとしない。

フィドル ハリィ西山    ピアノ カトリーヌ中野

ギター エルドン藤井  
苦虫を潰したような顔をしているが、彼のスタンダップコメディ(ま、漫談ですな)を聴きたくてライブに来るコアなファン少なくない。

サックス アルベルト宇原   トランペット ミルキー平川

ウッドベース  エレクトロニクス小寺

シンガー  チャーリー西尾 
ロカビリー・ジャズ・そして我がウェスタンスイング!
スイング道をまっしぐら。スイングダンスの伝道師でもある。

ドラムス  ベロニカ工藤

フィドル マーベラス桜井
ボクがマイクの前に立ったのは朝7時をまわっていた。

徹夜でレコーディングの後、レコードのジャケット撮影に。強行軍。
カメラは雑誌などで活躍する岡田女史。アートディレクターは竹内女史。畑ちがいなのでお二人を信頼するのみ。

さらに新世界に移動して撮影続行。昼近くなると暑くてしょうがない。
撮影が終わると、ミルキーはこの有様。何モンぢゃい!
アップした後、食事に近くの老舗洋食屋「グリル梵」へ。

名物カツカレー煮込み。一見イシイのハンバーグみたいに見えるかも知れぬが、この店のスペシャリテ。ビフカツをたっぷりのカレーソースで煮込んである。

ポークチャップが珍しくて、我も我も・・・と注文。
ポークチャップのチャップとは、ケチャップのことだったのか?

これも名物、ビフカツサンド。ビフカツの旨さは肉もさることながら、
ソースを間に挟んだパンと衣の密着点にありき。
さすがにフラフラになって帰路についた。


   スタジオQ   東心斎橋、鰻谷・千年町
   道頓堀  某所
   浪速区恵比須東  某所
   グリル梵   通天閣の北側の路地にひっそりとある

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たこ~まぐろ

2007-07-05 02:39:48 | 

扇町へ行ったついでに、久々『うまいや』へ。
やっぱり旨い。店で食べるのが一番旨いと思う。


だしの味がしっかり効いていて、ソースなどなくても充分。
でも2個ぐらいはソースを塗りたくなった。

ここのは二度生地を重ねて、ラードでしっかりめにカリッと焼く。
いつもならたこ焼きに麦酒を呑むところであるが、
昼の日中だし、ぐっとガマンの水。
皮肉なことだが、水が一番味が解かるのだ。


河岸を替えて、茨木の『なふなふ』へ。本まぐろのカマの煮凍り。
麦焼酎の発祥地、壱岐の焼酎。
ズボッと立って飲むのは気分がいい。
後があったので、たった一杯で出た。

   うまい屋  天五中崎商店街 粉もん界の横綱店
   なふなふ  阪急茨木駅スグ ベルギービールも美味

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