フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

9月のバラの様子

2020-09-25 | バラ

台風12号が過ぎ去ったあとも、前線が近づいてきて、そろそろ雨になるかな。
東ガーデンの庭づくりが気になるが、今日の庭仕事はやめておこうかなと、躊躇している。

9月末の庭のバラ、そろそろ終わりそうだ。

そんな中でひときわ存在感があるのが、イングリッドバーグマン。

ベルベット状の花弁とはっきりした赤が目立つ。

ロアルドダールの可愛い表情。

マダム・ヴィオレは気品がある。

わずか2輪だが、小屋の北面花壇で咲いている。

この頃になって咲きだしたラベンダーラッシー、あまり日当たりがよくなくて成長が遅い。

ソンブレイユ~今年少し成長したが、来年に期待しよう

小屋につたうニュードーンは先日剪定したのだが、その後もどんどん新芽を出し、暴れまくっている。

こちらも、四方八方に枝を伸ばしているキフツゲート、いよいよ隣の木々に乗りかかってきた。

ピエール・ドゥ・ロンサールの新芽に止まる赤とんぼ~秋がまた少し進んだようだ


イングリッドバーグマンとハンフリーボガード

2020-08-31 | バラ

今年の春、我が家にも赤いバラがほしいと思い、名花イングリッドバーグマンを八ヶ岳の姫野バラ園さんで購入した。
6月になると花が咲き始めた。ベルベット状の厚い花弁は雨に打たれても形が崩れない

今年はこれで終わりかなと思っていたら、なんと8月になってどんどん蕾を上げてきた。

来年のことを考えると、1年目は花を咲かせないでおくのがいいらしいが、この美しい花を見るとそれは酷な話だ。

イングリッドバーグマンの横に白バラのアイスバーグを植えて、映画「カサブランカ」のように、これをハンフリーボガードと呼ぶことにした。

ハンフリーボガードの方は絶えることなく白バラを咲かし続け、その横で、イングリッドバーグマンも負けじと赤バラを咲かし始めた。

このままどちらも、咲き競ってほしいものだ。

 

バラ・イングリッドバーグマン 

系統ハイブリッドティー 緋赤色の半剣弁高芯咲き 四季咲き 微香 花径10㎝ 樹高1m 作出年 1984年 作出国デンマーク 作出者L. Pernille Olesen , Mogens Nyegaard Olesen

耐病性、耐寒性あり 殿堂入り

 

ちなみに、映画「カサブランカ」は
「 Casablanca ~時の過ぎ行くままに As Time Goes 」Dooley Wilson


イングリッシュローズ ロアルド・ダール

2020-08-24 | バラ

中ガーデンの西側に、暑さと乾燥にひるむことなく、元気に咲いているのが、イングリッシュローズのロアルド・ダールだ。
今年でまだ2年目だが、少し株が大きくなってきたかな

 

デビッド・オースチンでは「ピーチ色」と紹介されている。日本の桃の花の色ではなく桃の果肉の色ということだ。
蕾はアプリコットかな。
咲き進むにつれて色合いが変化するのが面白い

柔らかく重なったカップ型のロゼット咲きが美しい。

赤トンボがやってきて休憩している 秋がやってきたようだ

デビッド・オースチンの紹介文

世界中で愛され続けている作家の生誕100周年を記念して作出した素晴らしいバラです。
「ロアルド・ダール」は、ピーチ色の花を繰り返し咲かせる。

若いつぼみは、本物の桃の赤みを思わせる美しいソフトなオレンジレッド色をしています。
全開すると中輪でカップ型のロゼット咲きになり、ほぼ継続的に花を咲かせます。
繊細な容姿とは裏腹に、過酷な気象条件下でも力強く育つ強健種です。
青葉とダークフルーツのノートを帯びた、中香で心地よいティーの香りを漂わせます。